のぞみ

夏目友人帳 参ののぞみのレビュー・感想・評価

夏目友人帳 参(2011年製作のアニメ)
5.0

放送当時よりいまのほうが刺さる。
かなりの確率で泣いてしまう。
ニャンコ先生がかわいすぎて、毎話癒される。
夏目と先生がいっしょに眠ってる姿がすきで、ふとしたときによくおもいだし、微笑ましい気持ちになっている。

ひとも妖怪も関係なく、夏目にとってはたいせつな友人たち。
妖怪たちのほうが気を遣ってくれていない?なんておもうこともしばしば。
人間の夏目が妖怪をみえることで妖怪たちは嫌いにも疎んだりすることは少ないのに、人間の多くはどうして気味悪がり、拒絶してしまうのだろう。
ひとと妖怪の関係性をみていると人間同士の争いや差別について考えさせられたりする。



1
お風呂上がりに首にタオル掛けてるのも、アイスの当たりにギョっと驚くのもかわいい先生
守りたいものが明確になったからこそ、油断せずいたくなる
夏目はそれくらい慎重なほうがいいのかもしれない
人間の友人ができたとおもったレイコだけれどおばばが妖怪だと知ってがっかりしたのかな
それでも花の悪霊は祓ってくれた
身代わりになってくれたお茶碗もそうだけれど
人間か妖怪かってそんなに関係あるのかなっておもえてしまう
勝手にやってきて勝手に去っていくものたち
一度でもふれあってしまえば、こころの支えになるだいじな出会い

2
友だちの家族のことどれくらい踏み込んでいいのか悩む夏目だけれど、聞けてよかったね
心配してくれてありがとうと言われて、照れてるのかわいい
浮春の郷、きらびやかでにぎやかなのにこわさがある
夏目と田沼の友情にニヒヒと笑う先生いい

3
かわいいの森、なんともファンシーなケーキ屋さん
滋さんにおいしいケーキをたべさせたい夏目、一度は諦めたのに買いにいくのえらい
小学生のときはうそつき呼ばわりしていじめてたくせに、自分がピンチになるとその力を利用しにくる柴田いやだけれどケーキ探すの手伝ってくれたのはいいけど、自分から妖怪か聞いといて、妖怪だったと言ったらうそつきって、柴田ほんとにもう
ケーキちゃんと先生の分も買ってていいね
お風呂に勝手に入ってる先生もドライヤー当てられて大きくふわふわになってる先生もかわいい
スルメとケーキで手を打ってくれるグルメな先生
たのしくて食いつくひまもなかった村崎だけれど、本心はちがったのだろう
柴田と過ごした時間が彼女の最後となってよかった
ひどいことをした自覚があって、謝ってくれたからまだよかった
なによりも許してあげる夏目がいい
妖怪よりも人間のほうが傷つけることが多いのではないかとおもった

4
押し花カードもすてきなのに、クッキーよりよくないから返してってすごい
塔子さんはそんなひどいこと言われても気にしてて、ほんとやさしいひと
ラーメンにつられて、美術館には興味ないのにすぐ行くって言う先生かわいい
存在を認識できないものは季節のような過ぎていくだけ、人間と妖怪は本来それくらい関係のないもの
親戚にたらい回しにされ、ホコリ臭いコートでももらえたことがうれしそうな夏目をみてると胸が痛む
ひとりになりたい、ひとりでも生きていけるようになりたいと望んでいた夏目が塔子さんたちに引き取られてよかった
あの妖怪もすなおに言えていたら夏目の友だちになれたのに
だけど時を越えて、会いにきてくれた夏目
互いにおぼえていたんだね、たくさんの時間がながれてもわすれなかったのはなにかしらが心に刻まれていたからだろう

5
着物の妖怪の動きがこわすぎる
慎一郎のことみんなすきだったんだね、見えなくても、目が一度も合わなくても
田沼たちも見える夏目のことを避けたりせず、一緒にいてくれる、一緒にいたいとおもってくれるのがうれしいね
慎一郎のことみんなだいすきだったんだね
病に倒れて、医者の真似事して治そうとするほどに生きていてほしかったんだね
涙があふれてしまう
見えるってことは出会ってしまうってことでもある
秘め事のように重かった妖怪の話、いざ話そうとするとキラキラしてうまくことばにならなかった

6
イカ焼き食べたがる先生が中年からイカを取り上げるなと騒ぐのおもしろい
だっこしたくなくなること言うなよっていう夏目も
イカは中年の星って
空から降ってくる夏目をねこのままオーライオーライとキャッチしようとする先生かわいい
関わっても関わらなくても浮かない顔の夏目といつもニヤニヤしていたレイコ
たすけてくれた名取
的場一門はこれから関わってきそう
妖怪に対する考えはそれぞれちがうけれど、完全に悪、敵、道具としかおもってない的場一門は夏目と敵対するだろう
妖怪の血を集める、なんて悪趣味
魔法使いの嫁おもいだす
夏目もなにかしらの術みたいの使えたほうがよさそう
ひとが作った妖怪からは悪意をかんじた
徹夜明けのおかしなテンションさえもいつもの名取にみえてしまうのが名取周一

7
自分の血は使わず、妖怪の血を餌にする的場のやりかたと夏目は相反する
ひとのために妖怪を使うのを厭わない思考もわからなくないけれど、夏目を通して物語をみているから納得はできない
名取と喧嘩する先生おもしろい
夏目が傷つけられたからかな、先生が正気を失うほど怒るなんて
先生の血を狙って矢を打つなんて、的場のやり方はやっぱりいやだ
的場たちは道具としか妖怪をみていないけれど、一門の中にはそうじゃないひともいる
勝手に式神をエサにされたら憎んでしまうのもわかる
仲間のために奔走する妖怪、失いこころを壊すほどの絆を妖怪と結んでいた人間がいることをみないで、すべての妖怪が悪とするのはすきじゃない
祓い屋との出会いが夏目をいままでとはちがう世界へ連れていくのね
俺はあのひとたちとはちがう
そうおもえるならだいじょうぶ

8
先生の傷、結構わるいんだね
妖怪の時なら大したことなくても、人間の時間だと結構かかる
かばんのなかで眠る先生癒し
ほんとうは旅行いきたいんだ、夏目がすなおに気持ちをつたえてくれるのうれしいね
滋さんとの旅行、父親といくのってこんなかんじかなっておもってる夏目もまたうれしい
なんの約束もしてないのに電車が来るたび、夏目が来るかもと見にいっちゃうのかわいい子狐
そのものの時を生きている
おなじ時間生きるものじゃないから一緒にいるとどちらかがかなしくなるよっておしえてくれた塞神様が子狐たすけてあげるの泣ける
先生のお茶碗、子狐のお皿、夏目らしいね
あたしもニャンコ先生のお茶碗ほしいなぁ

9
川に落ちた夏目をすぐ飛び込んでたすけてくれるふたりが友だちでよかった
風邪を引いてしまうからとうちに寄っていってほしいと言えるようになったのもうれしいし、わんぱくで困っちゃうと笑ってくれる塔子さんもすてき
眠れるくらいには回復してる先生、眠れないほど痛んでいたんだね
先生の代わりに様子を見にきてくれるヒノエやさしいね
おしゃべりじゃない先生はさみしくなるね、眠っている先生に語りかける夏目、早くよくなってね、ニャンコ先生
西村と北本がほんとうにいいひとすぎて、涙があふれる
夏目がたのしめないなら自分が代わる、放課後わざわざ伝えにきてくれる、いい友だちだね
秘密があっても友だち
自転車乗れなかったんだね、おしえてくれるひとがいなかったから
西村たちがおしえてくれるのうれしいね、乗れないことを笑わないのも
守りたいのは、なんでもない日常とそれを共にしてくれるひとたち
だいじなひとがふえるほど不安になる、わからないことばかりで
文化祭、サササッとうごくニャンコ先生のような影が写ったのは本人だったんだね
文化祭の話ちゃんと聞いてて、守りにきてくれたんだね
倒れた夏目のお見舞いにたくさんの友人が駆けつける
守りたいものたちに守られていること
慣れないことを積み重ね、進んでいく

10
先生げんきになってる、よかった
雷に興味津々な先生かわいい
雷が落ちた木からはおいしいお酒ができるなんて、飲んでみたい
庇うのはやめてくれ、夏目になにかあっても大変だ
田沼に手を振ってる先生かわいい
田沼が軟弱だからおまえのせいじゃないと言ってくれる先生やさしいね
イカ焼きいかが〜、イカ焼きウォンチューかわいいソング

11
夏目の見ている世界を見れたなら、目を貸してもらい知った夏目の見ている世界は田沼が思っていたよりもすごかったのかな
妖怪のことを話す必要がないから話さない夏目だが、話してくれないとたいせつなこともわからないまま、となりにいてもさみしい
明日で方をつけるぞ、先生に言われると心強い
なにもできないのは歯がゆい、なにかしたくて気休め程度だけれど持っていてほしいと渡されたお守り
みんな、夏目の力になりたいんだね
どんな結果が待っていようと私が探したいから、友と再会し語り合えるといいね

12
看病もできる先生かわいい
塔子さんとこんなふうに出会ったんだね
妖怪のことをよく知らない夏目は、みえないひとたちのなかで暮らすと奇異な目でみられてしまう
塔子さんたちに出会い、ひとのあたたかさや関わり方を学び
ニャンコ先生に出会い、妖怪たちとの関わり方を学び
寂しさにつけこむ妖怪になびかず、行きたいという自分の意志で塔子さんたちの元へ行った
うちに来なさいと言ってくれたのは藤原夫妻だけなのだろう
追っ払ったと言う先生の瞼辺に怪我が、そういうところがすきよ
帰りたい場所ができた、なんていいことだろう

13
こどものころなら、こんなに悩む必要もなかった遊びの計画
たのしさはどんどん変化していくもんね
夏目を慕う妖怪たちの集まり、夏目組犬の会
先生を抱く多軌のかばん持ってあげる夏目やさしい
一部には好評なニャンコ先生の容姿、あたしはだいすき
酔っ払って踊ってる先生かわいい
こんなにも人間の夏目を受け入れてくれる妖怪がいるのうれしいね
人間とはできなかった影踏みを妖怪たちとすることに
落とし穴に落ちた夏目を引っ張り上げる斑、口にだきつく夏目、ふたりの仲のよさがつたわる
守ってやるさ、よわい夏目が呼ぶのならしょうがない気に入ったからしょうがない
泣いてしまうね、そんなこと言われたら
人間よわいと文句言いながら夏目は特別
妖怪と夏目の絆に感動してしまう
のぞみ

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