謎の惑星が地球にぶつかろうと急接近。世界中の人類に絶滅の日が目前に迫っています。そんななか、多くの人々は欲望を解放し、自由奔放に今を生きることを選びました。ところが、物静かでいつも不快そうな女性1人だけは、孤立していたのでした──快楽を求める大衆に紛れて...!?
世界の滅亡まであと7ヵ月。周囲の狂騒から疎外感を覚えるキャロルは、両親を訪ねたり、スーパーで買い物をしたり、温厚な見知らぬ人と意気投合したりして日々を過ごしていた。
とある会社で事務補助の仕事をすることになったキャロルは、切れたプリンターのトナーを探して街をさまようことに。さらに後日、友人のジャネット宅のパーティーに出かけるが...。
キャロルは、手作りのバナナブレッドを通じて同僚と仲良くなる。その頃、航海中のクルーズ船グラン・コーダ号では、マイケルが船長と親しくなっていた。
姉のエレナと泊まりがけでハイキングに出かけたキャロル。旅行中の体験が、明るくて冒険好きな姉と、自分自身に抱いていた思いを変えていく。
同僚全員の名前を覚えることにしたキャロルは、ある発見をする。その後、困った状況に置かれたキャロルとルイス、ドナは奇妙な探索の旅に出るはめに。
"エイプリル・クリスマス"を祝うドナと子供たち。一方、ほろ酔いのキャロルは、"トリック・オア・トリート"に来た見知らぬ子供に付き添うことになる。
なくしたブローチを捜すべく、キャロルとドナに協力を求めるルイス。3人は、オフィス内の遺失物保管所にある品々それぞれの背景にある物語の中に入り込んでいく。
ナイアガラの滝に向かうロードトリップに出たエリックと息子のスティーブンは、きずなを深める時間を持つ。一方その頃、グラン・コーダ号の乗客たちは災難に直面していた。
マーベリックス・ビーチからミシガンまで。キャロルが、完璧な波を追い求めて世界をめぐったスピリチュアルなサーフィンはしご旅を回想する。
"気晴らし"のオフィスでは、以前は見られなかった変則的行動により、業務に支障が出るようになっていた。それを問題視する職員は、その原因となった人物を特定しようとするが...。