Reno

スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイアのRenoのレビュー・感想・評価

5.0
いつのまにかFilmarksページできてた

見てから少し時間経っちゃったけど、今回も素晴らしかった、、特にバリス!!!

まず発表の時点で、魔女モーガンに、バリスというまさかのチョイスで私的には嬉しすぎる選定だなと大興奮!!

★★モーガン★★
スターウォーズに限らず、魔女は大好きだしモーガンの過去がこんなタイミングで知れるなんて思っても見なかったから嬉しい!!

けど、思ったよりシンプルかつ少量で、期待してたほど深くは描かれなかったのが残念…

本当はベイラン達を雇う経緯とか、大企業を立ち上げてコレリアにすごい造船所もつ経緯とか、何よりドラマ「アソーカ」に繋がる、ペリディアのグレートマザー達の呼びかけに気付くところとかも見たかったんだよね。モーガンの過去って言ったらそこら辺期待するじゃん!!

もちろん1話のダソミアでのナイトシスター大粛清を経て孤独になってしまった経緯とか、2話でスローンに評価されヘッドバンドされるところとかは必要なピースであったけど、それだけじゃ物足りないな〜〜

ナイトシスター大粛清は実行犯はグリーヴァス率いる分離主義勢力のドロイド軍だけど、命じたのは言わずと知れたシディアスなわけで、そのシディアスが率いる帝国に忠誠を誓うというのもまた、モーガンくらいならシディアスの存在もわからないの??と思ってしまう。ドラマ「アソーカ」の時はあくまでスローンへの忠義たのかなって思ってたんだけど、今回はスローンに出会うよりも前から帝国に組しようとしてて、同胞を殺されたことで怒りを抱えてるのに、その仇であるシディアスの帝国に入りたいの??という……

ちなみにダソミアには、山の民というマザータルジン達の魔女団とは異なる魔女の部族がいたことも判明!!これはびっくり!!レジェンズ由来の話みたいだね!!

ドラマ「アソーカ」シーズン1ラストではダソミアに辿り着いたグレートマザー達だけど、その頃にもまだ山の民はいるのかな??

そしてスローンの副官である懐かしきパレオンとルクも再登場!!特にパレオンはほぼ確実に「アソーカ」シーズン2に出てくるだろうから、今回のスローンの副官としての優秀さが見れる描写は嬉しい登場だった!!

これを見て改めて、モーガンのかっこよさを再確認したし、「アソーカ」シーズン2にも出てきてほしいなと思った!!同じナイトシスターのアサージも私が描かれた後、「バッドバッチ」で再び生きて戻ってきたわけだし、魔女ならまた生き延びて出てくる話にもできるでしょう!!



★★バリス★★
そして「クローンウォーズ」シーズン5のラストでジェダイオーダーに失望しテロを起こしアソーカに罪を着せ、アソーカのジェダイ脱退のきっかけを作ったあのバリスの物語の続きが10年以上経ってようやく!!!

ずっとバリスはあのあと、尋問間にスカウトされてるんじゃないか?と言われ続け、「反乱者たち」シーズン2が出た時も7th Sisterはミリアランの尋問間だからバリス?と噂されたりもしたけど、2024年ようやく再登場だよ!!しかもファンが長年予想してた通り尋問官にスカウトされた!!

だけどもちろんそこでは終わらず、バリスは帝国や尋問官もまた間違った道であると気付く!!テロも起こしたけど、この人、要するに自分の強い意志は持ってるからね!!

ジェダイオーダーを攻撃したけど、それは失望の結果の訴えであってアナキンやドゥークー伯爵、クレルなどと違って決してダークサイドに行ったわけではなかったからね。だからこそ、尋問官にはならず、自分なりの形で人助けをする人生を選ぶこの流れは完全に解釈一致!!

ヒーラーとしてようやく自分らしい生き方、贖罪の道を見つけられたバリス。これもまたドラマ「オビワン」で言及された、クインランなども参加しているパスのひとつなのかな??

最終話の感動と言ったら、、、

雪山でフォースセンシティブであるゆえに帝国に狙われる子どもを逃がすため、最後の戦いを覚悟するバリス。と同時にかつての友であり自身とは違い尋問官の道を進み切ったリン(4th Sister)を闇から救い出そうとするバリス。

集大成って感じでとんでもなく素晴らしいエピソードだった😭

まるで「最後のジェダイ」のルークや、「バッドバッチ」のアサージ、アソーカ、ベンソロなどのようじゃない?? 全てを経て、バランスを見つけ自身の在り方を悟ったバリス。

ロケーションもなんだか「最後のジェダイ」のクレイトっぽさある美しさだったし!!

リンへの「道なら知っているはず」「受け入れれば良いの」

「その名で呼ばないで」に対する「でもそれがあなたよ」

「出口なんてない。そうでしょ?」に対する「帝国はそう思わせたがってる。でも道ならある」

「あなたを許す」

手を重ねあう二人

あの洞窟での神秘的で感動的なやり取り素晴らしすぎる、、

そもそもドラマ「オビワン」で脇役として生まれた4th Sister(リン)がこんなふうにバリスの物語で大きなキャラクターになるとは。アサージやアナキン、ベンソロなどと同じ光に戻る贖罪キャラクターになったし!!笑 すごいよ!!

最後洞窟を出て、バリスは生き延びたのかどうか??余韻を残す素敵な終わり方、、

ヒーラーになったバリス。命をかけてリンを光の側に戻す。あのシーン、「スカイウォーカーの夜明け」のクライマックスのベンがレイを救うシーンを思い出した。バリスに心を救われたリン、リンがヒーラーとして、レイやグローグーが他者の傷を癒したように、バリスの傷を癒したりしないかなって期待しちゃった!!

本当にそうしてないのかな〜 それかバリスが自分でそうできてたりしないかな〜 想像膨らむ。もちろんあそこで美しい最期をとげて、リンがバリスの遺志を継ぎ、人々を救う人生を歩むってのもそれはそれで良いと思う!!まさかリンの再登場を期待する作品になっているとは!!スターウォーズって本当予想外のところで脇役を大きな存在に変えるよね!!

あとバリスが、家族を逃して、助けてくれると言っていた友達は誰なんだろうね??やっぱり和解したアソーカ??

アソーカとバリスが歳を重ねて再び同じ道に辿り着き共になっているところ見たいよ!!

あの後生き延びたなら「アソーカ」シーズン2に出てきて欲しいよ!!アサージも出てきて欲しいし、ジェダイを捨てたけど自分たちで道を見つけた人たち大集結したら感動じゃん!!

特にジェダイに失望し捨てたという意味ではベイランも同じだし!!

★★終わりに★★
ということで、なんか発表の時点で薄々感じてはいたけど、バリスの方はもはや全作と同じ「テイルズオブジェダイ」の方がタイトル合う気がするし、モーガンの方もそこまで帝国ではないし、「テイルズオブエンパイア」ってタイトルで良かったのかな???笑笑

「テイルズオブエンパイア」はそれはそれでスローンとかターキンとかクレニックとかシディアス、ベイダー、レイスローン、マスアミダ、ギデオン、トルーパーなどなどの話をやった方がタイトルに合う気がする笑

話もキャラチョイスも好きだったけど、タイトルこれで良かったのかは疑問。まあ二人ともを表すにはエンパイアしかなかったのかもだけど。

あと描いてることら良かったからこそ、短編集という尺では短すぎてもったいないみたいな思いも感じる内容の濃さだった。一本の40〜50分作品としてもう少し時間かけても良いのになって。

次はテイルズオブ何をやってくれるんだろう??アソーカ&ドゥークーの次がモーガン&バリスなんて早速予想外に渋い選定だったからな〜 次も何をやってくれるか予想がつかない!!

毎年スターウォーズの日にやって欲しい!!
広いスターウォーズの世界にはまだまだ深掘りして欲しいキャラ大量にいるし!!
Reno

Reno