東京で問題を起こした書道家が、父親の勧めで西端の島で暮らすことになる、田舎でのスローライフがこうだったらいいよねっていうお話。
方言っていいよなぁ。
ゴーストハウンドぶりに方言が効果的なアニメだった。
主人公が偉大な父親の息子で、英才教育を受けて育った純粋培養。そのせいかパーソナルスペースにこだわりも無いようで、島に馴染むのが早い。
ゆえに戸惑いつつも(書以外は)葛藤もあまり無くて、終始穏やかな雰囲気。
母親の子供っぽさにはウンザリだけど、島の子供達はなるや浩志を筆頭にみんないい子。
安直に「都会のコミュニティとの違い」に時間を割かなかったのは評価できる。
1クールであっても島民との交流は深く描けていたし、終わり方にも消化不良を感じさせなかった。