ウルトラマンAの37の情報・感想・評価

レーシングマシンの開発に取り憑かれている北斗の旧友・加島は、真弓という娘に想いを寄せられているが、鬱陶しく思っている。そんな折、マシンの音を嫌う超獣マッハレスが現れるのだけれど、これがその真弓によく似たシルエットなんだな。マッハレスは頭頂部から背中にかけて長いヒレがついており、対する真弓の髪型も背中まで伸びたハーフアップ。おそらく意図的なこの相似関係は、マッハレスが真弓の（決して表には見えない）怨念の実体化したものであることを暗示しているように思えてならない。 マッハレスがビルを破壊するシークエンスと、加島と真弓がそのビルから逃げようとするクロスカッティングもこの上なく効いていて素晴らしい。文句なく筧演出暫定ベストだ。

速い乗り物に反応する超獣マッハレスと、速いレーシングカーを作ることに取りつかれた北斗の親友の話。 子供の時のひもじい経験は、大人になってもその行動理念に大きく影を落とすんだな...と感じる。 でもそれはそれとして凄い発明であることは違いないので、湖に捨てちゃうのはもったいない気もするね。 今回は戦闘シーンが特に長かった感じする。5分前後戦ってたのでは。歌詞付きのTACの歌からのエース主題歌、なかなか豪華な流れ。 それにしてもマッハレス、ヤプール系列なのかそれ以外なのかは今回も謎。 でも｢速いものから発生する音を嫌悪して襲いに来る｣って習性を考えると、人間の進化を止めることを目的にしてるのは間違いなさそう。文明破壊用の超獣の一体なのかもね。

マッハがレスという超獣が登場！ 3分以上戦うファイトは番組の都合上よくある話だが、TACの歌っAの主題歌をじっくり聴かせてくれる長い長いファイトシーンを魅せてくれた。 話の内容はなかなか素敵な北斗のキューピッドストーリーだったよ☺️

エースにでてくる怪獣ですが、他のウルトラマンと比べるとインパクトが薄い気がする。エースはかっこいいんだけどね、今回の怪獣もシンプルすぎて、、