LUCAS FIlMS
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
「スターウォーズ
オビ=ワン・ケノービ」
ジェダイ抹殺を目論むシスの「オーダー66」発令から10年、銀河は暗黒の時代を迎えていた。
帝国軍の名の下、審問官によって「ジェダイ狩り」が続く最中、オビワンは辺境の惑星タトゥイーンで身を潜めて暮らしていた。だが、かつてのパダワン、アナキンを救うことも殺すこともできなかったトラウマが悪夢となって彼を襲う。
その思いがアナキンの隠された息子、ルーク・スカイウォーカーを見守る使命に駆り立てていた。
ある晩、古き友人オルデランのオーガナ議員の元で育った幼きレイア姫が何者かに誘拐される。
姫の救出のため、オビワンは再びライトセイバーを手にとった
しかし、彼の前に立ちはだかるのは若き審問官サード・シスターと暗黒卿ダース・ベイダーだった…
毎度、荒れるスターウォーズ新作の評価
他のドラマシリーズを通して見てない分はあるが
わりかし良かったと思う本作
ただ物足りなさ、勿体なさは大いにあると思う
本作の見どころは、なんといってもユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンの再演(しかもダース・ベイダー役)だろう
物語の縦筋も、かつての師弟間を汲んだ、並々ならぬ愛憎が見どころとなっている
が、アクション、エピソードとしてはかなり弱く薄い
頭と尻尾の決まった話なので、作りずらいだろうが
かつて「ep3」での大激闘に比べると、かなり印象の薄いバトルになっている
ただ5話、6話あたりでオビワンとダースベイダーの駆け引きが、かつてのマスターとパダワンの訓練に重なるあたりは熱かったな
トム・クルーズやキアヌ・リーヴスのように渋さを売りにした、ユアンマクレガー=オビワンというキャラクターの強さで見れたコンテンツ
「反逆者たち」「ジェダイ フォールンオーダー」などと近い時系列だが、「スターウォーズ」の映像・ゲームコンテンツもかなり開拓されてきた感がある
改めて前シリーズのスターウォーズ史上、最もドラマチック物語を想起させる一本だった