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シー・ハルク:ザ・アトーニーのkirioのレビュー・感想・評価

3.5
色んな意味で視聴者を逆手に取る実験作品 だった
30分枠の法定ドラマパロディとして、期待の余地があった本作
今までのMCUであまり描かれなかった「超人たち」がいる日常
コメディチックな滑り出しもよく、けっこう楽しく見てた
だけにラストの勢いで一気に萎えた

 女性蔑視、ディズニー路線へのヘイト、加熱するクロスオーバーへの期待、CG業界からの悲鳴、マンガキャラではなく人物としての個性、
最終的に全てをひっくるめて覆す、文字通りどんでん返しのラストだった

でも逆に思う
じゃあ第一話から楽しみに見てた観客はなんだったの?

新しいドラマ、キャラクター性、コミックと映画の次なる挑戦
わかるけど、このサプライズは嬉しくないよ
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