シーズン1の全話を観ました。
字幕版です。
楽しかったところもあります。
ただ、私はモヤモヤする部分が大きかったです😓
①『スター・ウォーズ』シリーズとの距離感
本作鑑賞前に観たことのあった作品をいくつか挙げると、こんな感じです🙇
・映画
エピソード4から6まで
エピソード1から3まで
エピソード7から9まで
アニメ映画『クローン・ウォーズ』
・アニメ・シリーズ
『クローン・ウォーズ』シーズン1から7まで
『反乱者たち』シーズン1から4まで
『テイルズ・オブ・ジェダイ』
・ドラマ
『マンダロリアン』シーズン1から3まで
『ボバ・フェット』
『オビ=ワン・ケノービ』
『アンドー』
特に予習を必要としない状態で本作の配信が始まったのですが、なかなか観始めませんでした。
個人的にドラマは映画やアニメよりハードルが高いからです😅
映画は多くが2時間ほどで区切りがつくのに対して、ドラマは話数が多いので気軽には手を出せません。
また、アニメに比べて、ドラマは1話当たりの時間が長い印象です。
こんな感じで躊躇しているうちに、リアルタイムでは追いかけられず。
結局、まとめて10月下旬に鑑賞しました。
②良かったところ
・派手さ
ライトセーバーを使ったアクション。
ドッグファイト。
人間ばかりではない、宇宙の方々。
さまざまな動物たち。
目を引く場面が多かったです。
・魅力的に感じたキャラクター
エズラが見つかった時、興奮しました。
涙腺を刺激されました。
スローンも良かったです。
考えながら敵を追い詰めていく姿が印象的でした。
単純に攻撃するだけではない恐ろしさがありました。
そして、ジェイセン。
ヘラとケイレブの息子ということで、感慨深かったです。
ジェダイとしての訓練を描くのであれば、サビーヌよりもジェイセンの方が観たかったです。
・アソーカの船
羽がクルクル回って楽しかったです。
・モーガン
『マンダロリアン』からの登場ということで、懐かしかったです。
終盤で謎の刀を振り回し始めてからが印象的でした。
アクションが良かったです。
③気になったところ
・迷惑をかけるサビーヌ
飲み込めなかったです。
勝手に地図を持ち出して、やっぱり敵に奪われる。
地図を破壊せず、敵に渡す。
再会したエズラになかなか事情を説明しない。
エズラを思う気持ちはわかるものの、私の中ではモヤモヤが勝ちました。
物語を作る上で、成長していくキャラクターが大切なのは理解できるものの!
そうであれば、ジェイセンといった「今までほとんど描かれていないキャラクター」か、完全な新キャラクターを据えてもらえた方が好みです。
サビーヌは『反乱者たち』でシーズン4までかけて成長してきたのに、本作でリセットされたような気持ちになりました。
元々サビーヌは頼もしくて好きだったのですが、本作を観て苦手なキャラクターになりました。
・ジェダイになったサビーヌ
要素が多すぎると思いました。
マンダロリアンとして活躍するだけではダメなのかなと。
作品内でジェダイを優遇する息苦しさを感じました。
たしかにジェダイは強いですが、いろんなメンバーがそれぞれの持ち味を活かす方が好きです。
マンダロリアンの強さは様々な作品で表現されてきましたし。
気持ちの乗らない展開でした。
・アソーカとサビーヌの師弟関係
盛り上がらなかったです。
最終的にアソーカがサビーヌを完全肯定することになっていましたが、「それで良いのかな?」と思いました。
受け入れるだけであれば反発されないので楽でしょうが、それが果たして良き師匠なのか。
疑問でした。
・タイトルが『アソーカ』であることへの疑問
ジェダイとして成長していく意味で、サビーヌがメインだった印象です。
そもそもアソーカは数々の作品で登場し成長しきっているので、主人公にしにくいキャラクターなのかなとも思いました。
・アナキン
登場は嬉しいですが、何度も出るので安売りされたように感じました。
海に落ちた後の再会。
コーチングのデータ。
最後の霊体。
登場しすぎではと。
また、本作はエピソード6より後の話なので、アナキンで悪の象徴感を出されると悲しくなりました。
最後は平穏なスピリットとしての登場でしたが。
他の作品でも思いましたが、私はダース・ベイダーの掘り返しが苦手です。
ゆっくり休ませてほしいと思います。
・お腹を刺されても大丈夫な件
第1話から第2話にかけての展開です。
他の『スター・ウォーズ』関連の作品にもあった展開なので、驚きはしませんでした。
「またですか……」と。
だいたいメイン・キャラクターのサビーヌが第1話で退場するはずがないと思ったので、刺されても「どうせ大丈夫なんですね」と冷めた目で観てしまいました。
また、なぜシンがサビーヌのお腹を刺しただけで満足してしまうのか。
なぜトドメをささないのか。
「サビーヌを退場させる訳にはいかない」という作劇上の都合がちらついて、気持ちが萎えました。
ここでシンのぬるさを感じたので、その後のエピソードでシンとサビーヌが再戦しても、緊張しませんでした。
・ヘラが非難されるも……
レイアによって場が収まるのは、冷めました。
お偉いさんのパワーで捩じ伏せた感。
好きじゃないです。
一方、ヘラを目の敵にしている政治家は良かったです。
不快な話し方でした。
・ライトセーバーを受け取らないエズラ
サビーヌからの受取を拒否した時、不自然に感じました。
ピンチなんだから使えばいいのにと。
サビーヌなら他にも武器を持っているのに。
サビーヌにライトセーバーを使わせたいという製作上の意図を感じました。
モヤモヤしました。
・テーマ曲
暗かったです。
たしかに苦さのあるラストだったので、本作に合っているのかなとも思います。
が、本当にどんよりとした曲なので、全くワクワクしなかったです。
耳にも残りにくかったです。
折角のアソーカや『反乱者たち』メンバーの実写化なのに😥
・ベイランは何がしたいのか?
わかるような、わからないような……
目的の説明が抽象的すぎると思いました。
濁しすぎではと。
深みのある悪役ではなく、ただ変わった人に見えました。
一方、ベイランの渋い存在感自体は好きです。
④まとめ
気になったところが大きいですが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇
それにしましても、エズラとスローンが帰還して、どうシークエルと帳尻を合わせるのでしょうか。
気になります。