Maririri

ヴィンチェンツォのMariririのレビュー・感想・評価

ヴィンチェンツォ(2021年製作のドラマ)
3.4
イタリアマフィアの顧問弁護士を務めるヴィンツェンツォが組織抗争の際に韓国のとあるビルに埋蔵した金塊を手にするため、入居人をどうにか退居させる手筈を思案するうちに、バベルグループという大企業の企む陰謀に隠れた巨悪に悪で立ち向かう。

1話を観終わった後に思う「こんな話なのでは?」を一切裏切る事無く、どうやってそうなるかを20話まで見守る作品。女優陣(チョン・ヨビンとキム・ヨジン)のキャラが良くて、この2人がドラマを盛り上げていたといっても過言ではない。脇役のみなさんが芸達者揃いで逸れて起きる事がなかなか面白い。

私が思うに、

悪役をソン・ジュンギと同レベルの俳優にして、脚本2時間に凝縮して映画にしたら面白いはず。ドラマであんな殺し方して終わるってなかなか。テレビじゃあれが見せられる限界だろうけどなかなか非情。『飢えた猫が鼠を散々弄んでから殺す』って大袈裟でもなんでもなかったし、悪で悪を成敗するのもまた正義なんだなと思った。
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