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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のMariririのレビュー・感想・評価

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)
4.2
今年のNetflixはいいドラマ配信してくるな…話題すぎて眉根を顰めながら観始めたものの、1話終わらないうちに、もう虜。

ウヨンユも愛すべき主人公だけど、最もドラマを牽引したのはスヨンだと思う。『賢い医師生活』のソンビンで親しみはあったけど、彼女が初めてオーディションなしでキャスティングされたのが骨身に沁みて伝わるほどの当たり役。

空気を読んだり、人の気持ちを汲むのが苦手なウヨンユでさえも、彼女の素晴らしい人柄を理解していた象徴的なシーンでのセリフ。同じチームにいる同期にアダ名が付いている事をからかいつつ、「私にもつけて」とスヨンがウヨンユに尋ねた時のこと。

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ロースクール時代から思ってた。
講義室の場所や休講情報を教えてくれて、私がからかわれないようにしてくれた。今もペットボトルのフタを開けてくれて、社食がキンパの日は教えてくれると言ってくれる。

あなたは明るくて、温かくて思いやりにあふれた人なの。

春の日差し、チェ・スヨン。
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思いがけない答えが返ってきて、ウヨンユの想いに涙ぐむスヨン。

この台詞の言葉選びと、ウヨンユの誠実さが重なり、とても美しいシーンだった。(ウヨンユのアダ名もとてもかわいらしいけど、本人はご立腹)

最終回を前にキャストの入れ替えを最小限にしたシーズン2の制作が明らかに。今年兵役に行くカン・テオの除隊待ち2年後かしら…
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