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半径5メートルのmakoのレビュー・感想・評価

半径5メートル(2021年製作のドラマ)
4.1
物を一方から見るのと、多角的に見るのとでは見え方が違う。
偏見や思い込みで見てしまいがちな物事や人柄を、このドラマでは別の角度から見たらどうなのかを教えてくれた。

雑誌記者の新米前田(芳根京子)の成長物語。宝子さん(永作博美)とコンビを組むことで今まで見えてなかったものが見えてきた。

一時期、世間を賑わしたポテトサラダおじさん。
1話では、おでんおじさんに。
男だから、女だからはもう古い。
おでんおじさんにもいろいろあったのかなもしれない。
片方だけの意見だけで判断しちゃいけないことをまた改めて知った。

2話
出張ホストの話。
いい回だった。涙が溢れた。
表面だけ見て人の本心は分からない。

記事により人生が壊れた人、氷河期世代で派遣切りを受けた人、歳の差(30歳差)しかも男性が下の芸能人カップル、過去の経歴が元で今ある地位を穿ってみられた女社長などのエピソードがありました。

報道されているとき、内容が一方的だったり、違和感を覚えることがあったら、それを鵜呑みにせず考えてみる。
報道されていることが真実だとは限らない。
気づきを与えてくれたドラマでした。
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