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大豆田とわ子と三人の元夫のkoheiのレビュー・感想・評価

大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)
4.8
④きましたきました。最高です最高です、ありがとうございます。
このドラマには一般的な「わかりやすさ」と「わかりにくさ」が混在していて、それがカチッとハマったような気がした第4話(ナレーションですべてを説明するというのはわかりやすい反面、個人的には真意が見えなくてか入ってこないのかわかりにくくもある。このドラマにおける「わかりやすさ」と「わかりにくさ」は、たぶん人によって真逆の受け取り方もされるのだと思う。その意味での混在)。一方では潤いの恋を語り、また一方でそれを反駁しながら不変の愛を語るという、ストレートには生きられない私たちを描いた坂元裕二の超高等ストーリーテリング。この(否定ではない)反駁はめちゃくちゃ心強い。

⑥書いた
https://t.co/tHPTKMcVgd

⑦書いた。めーちゃくちゃよかったー
https://realsound.jp/movie/2021/06/post-782514.html

⑨3人ってのは最高の結論だよ…
「1人で生きていけるけど…誰かに大事にされたい」そう子どものときに発した言葉(直感)を、今の自分の最適に合わせて塗り替えてみること。というよりその生き方が今の直感。正しい選択なんてないけど、それを志すことはできる。

⑩ありがとう…
「悲しい話ばかりで逃げたくなる。だけど、逃げたら、悲しみは残る。死んだら、殺したら、悲しみが増える。増やしたくなかったら、悲しいお話の続きを書き足すしかないんだ。」(「それでも、生きてゆく』)
途中まで書かれた手紙の所在を突き止めにいく、唄は男性優位社会のクソな運命に抗って医者になることを目指す。大豆田とわ子は幸せを模索し続ける。簡単ではないけど、悲しいお話を書き足した人生は最高ってこと!!
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