kohei

エルピス—希望、あるいは災い—のkoheiのレビュー・感想・評価

4.9
①本来ならば冤罪事件の真相究明なんてしてる場合ではないほど心をないがしろにされ疲弊しきっている長澤まさみが、もう何も飲み込めない、と言って今ここにある問題と遠くにある問題に一緒くたに向き合おうとする展開がまずはすごい。一方で、登場人物たちの心理が今のところ全く読めないのもいい。郷敦はなぜテレビ局員になったのだろう。

⑩鈴木亮平と一対一で対峙する場面。ハンターハンターのバトルシーンみたいで一瞬何が起こってるのか追いきれないほどだった。鈴木亮平の纏う圧もまさしくネフェルピトーみたいな感じで。希望とは誰かを信じられること。信じられないとわかった瞬間に希望は打ち崩される。いやー面白かったなぁ。
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