相棒 season 20の6の情報・感想・評価

エピソード06
マイルール
拍手:3回
あらすじ
福山光一郎(菅原大吉)というベストセラー作家が、一人暮らしの自宅で刺殺された。警察は、もろもろの状況から強盗殺人の線で捜査を開始。いっぽう右京(水谷豊)は、現場から新作の最終回の原稿が消えていることに疑問を抱く。その小説は、少女殺害事件の捜査にあたる老刑事が、正体不明の犯人を執念で追い詰めていくストーリーらしいのだが…。版元の編集者から話を聞いた右京と亘(反町隆史)は、新作の掲載を前に、福山が突然、出版社を乗り換えていたことを知る。さらに、福山は自著で、『小説が完結した時、失われた真実があぶりだされるだろう』という、謎めいた発言をしていた。捜査を進めると、22年前、福山は、ある重大事件に巻き込まれていたことが判明。右京は、その事件と問題の小説に、共通点が存在していることに気づく。 未完小説に仕掛けられた“ルール”とは 読み解く鍵は、22年前に起きた凶悪事件に!? 右京の推理が時を超え、驚きの真実を導き出す!
コメント10件
nick

nick

小説の内容を劇中劇で伝える試み、「原作ものを安直に映像化するのはよくない」の見本だったような。 杉下さんがゆったり音読を始めてだんだんと息を飲むように間も詰まって行き… という引き込まれていく様を演技とカメラワークで表現したほうがスマートだったかもしれない。
カルマ

カルマ

小説家が作品中の登場人物の名前を決める際の“マイルール”…。 彼が殺害されたときに執筆されていた作品『運命の来たる日』。 戦慄したんですけど。 実際ある地域の表札の順番に小説内の人物の名前を登場させ、最終回にたどり着くのは実際に憎んでいる相手“村上”の住所だなんて。 被害者なのに申し訳ないけど気持ち悪すぎでしょ、そりゃ最終回に出てくる村上は気が気じゃないだろうよ、やってもいない小説家殺しを認めてしまうくらい神経すり減るだろうよ。 小説家殺しの犯人、勘違いで殺しちゃった系ね。 結局最終回に村上の名前は出てこず、一貫して犯人“アンノウン”は“アンノウン”のままだった。 それは、被害者が村上への復讐心を昇華できたから。 小説家の話をちゃんと最後まで聞くか、最終回の原稿見せてもらうかしてたら殺さずに済んでたね… しかしミステリー小説の最終回で、犯人の名前を出さないのはいかがなものか笑 現実だったらガッカリしてしまうかも!笑
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コーさん

コーさん

罪を犯した者に、少年院以外の責任を一切取らせないのが、少年法。 その偏った有り様に、被害者や被害者の身内の遺恨が消えるはずがない。 中には改心したものもいるかも知れない。 しかし少なからぬ者が公表されないことを良いことに、被害者に謝罪することもなく、無かった事にして生活しているのだろう。 自分の行為に責任を取らずに、更生と言えるのだろうか。
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滝和也

滝和也

何回出るんだ菅原大吉(笑)。議員秘書、爆弾魔、警察官僚と今回小説家(笑) 少年犯罪、被害者家族、更生そして…と小説家。段々迫ってくる恐ろしさ…ペンの恐怖がホラー…。巧みに要素が絡み合ったミステリーサスペンス。
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魅蛇化

魅蛇化

ミステリー小説が好きな私にとって、つい考察しながら読んでしまう読み方に、右京さんの言葉はちょっと耳が痛かった。 少年事件の難しさも交えた見応えのある回。
Mm

Mm

最後小説を読んだ更生した加害者側の目線も見てみたかった。
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つい

つい

好きな回。被害者遺族、更正した加害者、双方がとてもよく描けていて、そこに小説家という要素がとてもよくマッチしていた。
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ポーチドエッグ

ポーチドエッグ

素晴らしくて好きな回。話は吉田恵輔監督の空白の小説家バージョンのよう。文学的なオチが好き。ただ数年前に警察官僚やらせて前後編モノと劇場版で暗躍してた俳優をこのスパンに別役で呼ぶのはどうかと思う。
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kkkkk

kkkkk

小説と名前をリンクさせる、これぞ相棒なストーリーで満足!
Junpei

Junpei

冒頭の玄関から殺害現場までのノーカットアングルが良かった。何人か真犯人候補がいる中のあの人は確かに予想外で相棒らしい最後だった。