つい

相棒 season 22のついのレビュー・感想・評価

相棒 season 22(2023年製作のドラマ)
3.2
面白さがやや帰ってきたシーズン。
「相棒」自体がとてつもない期待値で観てしまう伝説的なドラマシリーズになってるので、最新作を作る人もさぞかし大変だろうなと思う数少ない作品。

今回のシリーズは全般的に犯行トリックは控えめにして、人間ドラマがかなり強めでしたかねー。

そして主要関係人物も登場しつつも、あまり大きくはそれぞれの人物のストーリーは展開させないという感じ。でも話が進展しなきゃしないで、なんかモヤモヤが残るかな。
相棒は脇を固める人物が面白い作品でもあるので、脚本家さん演者さん共にもう少し頑張りが欲しいシーズンでしたかね。

このシリーズで面白かったのは中尾ミエさん出演回の8話センチメンタル・ジャーニーかな。いやいや・・・という感じからの過去回想もあって二転三転するシナリオも秀逸でしたし、演技もよかった回でした。

あとこちらも二転三転系ですけど11話のその頬に触れるなも面白かった。このキャラクターなんだろ、と思ってからの重要にかかわってくる当たり良い展開でした。

15話のマッターホルンの殺人も、最初はどんな話やねんって思ってたけど、憎めないキャラが新たに登場して結構好きな回だったかなー。

新春の特番回は、あのキャラとあのキャラが再登場して、更に接点ができてるまさかの感じが良かったですね。

12話惡の種ね・・・本当に種まきで終わっちゃったのがなんともね。でも次のシーズンの大きな流れになりそう。

13話の恋文・・・いやーラスト1カットがとても気になるし、とても良かった。

振り返ってみると、結構楽しく観れましたw。
つい

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