つい

相棒 Season 3のついのレビュー・感想・評価

相棒 Season 3(2004年製作のドラマ)
4.4
「相棒」が面白過ぎて、他の映画もドラマも観る気しないよー。シーズン3でCMでよく聞いてたお馴染みのOPテーマになるんですね。

というか、出だしから物凄い展開でビックリ。
木村佳乃さん、本田博太郎さん、佐戸井けん太さん、竹中直人さん、西村雅彦さん...次々と実力派俳優が新登場。

首相官邸から話は始まり、かなり政治家メインのお話が展開され、かたや亀山が所轄の現場に移り、そして亀山と美和子が別れるとか、もう怒涛の展開の連続で頭が追いつかない。

でも降板でないのに一回破局するって面白い展開ですよね。
他の男と付き合ってるのに、元カレである亀山と度々二人っきりで会ったり、部屋で二人で会うとか美和子の二股な感じにちょっとイライラ。


シーズン3でも1話限りのゲスト俳優がまだまだ豪華。

あとシーズン3は回によってだいぶノリが変わるのも面白い。
色んな脚本家、いろんな監督によってだいぶカラーが変わるのがイイですねー。張り込みしたり、潜入調査したりバリエーションがとても豊富でした。


傑作だったのは7話「誘拐協奏曲」。
失踪された社長が誘拐されるというかなりトリッキーな話しなんですけど、終盤まで密室劇で展開されるのも面白かったし、どういう話なのか読めなかったし、なにより展開される人間ドラマが濃密でかなり面白かった。出演されてる方々もとても豪華。

13話「警官殺し~銃に残された赤い指紋」、14話「薔薇と口紅~名門殺人学園の美女」も良かったなー。トリックをどう見破るのが楽しいというより、どんな隠された事実があったのかが面白いんですよねー。

17話「書き直す女」、役では死んでた生瀬勝久さん再登場にビックリ。ホームレスを描いた話で展開的にも面白かった。ただここからオカルト色がちょっと出てくるのも驚き。こんな展開するんですね。


シーズン2からちょいちょい出てましたけど、右京さんの「はいー?」ってこのシーズン3でしっかり定着しましたねー。

シーズン2で衝撃のカミングアウトをした神保悟志さん演じる大河内、津川雅彦さん演じる瀬戸内議員も特命係の数少ない理解者として結構お馴染みのメンツになるんですね、なるほどなるほど。


wikiで調べたら唯一欠番になった幻の第7話「夢を喰う女」なんてのもあるんですね。ゲスト出演が高岡早紀さんで、なんとも勿体ない。
https://www.inudenchi.com/entry/season3-7


結構被害者目線の話もありましたし、トランスジェンダーを扱った話もあり、いろんな話題も取り入れていてシーズン3もかなり見応えありました。
つい

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