相棒 Season 15の1の情報・感想・評価

冠城亘、特命へ。

“人を呪い殺すことができるのか？” 右京さんが興味を持ちそうなテーマ。 犯人はトヨでもシュウでもない。 ３人を呪い殺した、のではなく 実際に手を下していた来栖初恵。 実は１人目を殺した後自殺未遂をした彼女は 祖母・トヨに“呪い殺した”と信じ込まされた… そして彼女に罪を自覚させ、罰を受けさせたかった右京。 初恵にかけた暗示を解くよう、トヨに頼む。 しかしその結果、３人を実際に殺害したと自覚した初恵は留置場で自殺。 折ったプラスチックのフォークで首を斬り… 初恵へのなのか自分へのなのか 怒りなのか悲しみなのか悔しさなのか 初恵がいた留置場の扉に、様々な感情を込めて右京が腕を叩きつける一一一 右京さんがものに当たるのが珍しくて、 それぐらい感情が高ぶったんだなって。

4.0/山本陽子。呪い殺す話。婆ちゃんの暗示のくだりはもっとオカルトしててもいいのに。子役時代の板垣リヒトが端役で出てる貴重回。新キャラ青木がどう絡むのか？ 脚本：輿水泰弘 監督：橋本一

女性が人を呪い殺したと自首してくるとこから始まる。若かりし（今も若いけど）板垣李光人くんが出てた！

呪いで人は殺せるのか！右京さん好みのオカルト的な出だしと冠城亘の特命係への帰還の為のきな臭さが並走する。社課長と言うシーズン13が残した宿題が絡んでくるかと思いきや事件は無関係に進む…（笑）余りにも悲しく切ない真実と右京さんが腕を叩きつける程の怒り…(T_T)あのラストしかなかっただろうが…(T_T)もはやシリアルキラーだから…。巧みに特命係へ戻る冠城がらしさ全開で良い(^^)

出だしがクライマックス感はある。