芝居のクサさも設定の甘さもギャグのつまらなさも今季一位という感じでしたが、
テーマが"恋愛"なところだけは私的加点ポイントでした。(だからこそ、ここまでくだらなくなってしまった気もするが、私はラブストーリー好きなので。)
というか、ラブストーリーというよりは"恋愛の心理について考える"みたいなところですね。テーマ自体は視聴者が自分と照らし合わせて考えられるものになっていて、良かったと思う。
脚本か芝居か演出か(全てか?)分かりませんが
○恋愛研究所がどういうところか
○ノブくん、将希、マリックジョンソンJr.の3人が来た理由
○六郎のAI設定
等は取って付けた感が凄くて、設定を受け入れられなかった。
とはいえ見慣れてくると
あ~今日もまたやってんな~くらいで見れた。そういうところがドラマのズルさですね~。
オープニング、挿入歌、エンディングは
どの曲もキャッチーで作品の世界観を率先して作っている感じがして良かったと思います。
最終回について(※ネタバレ注意)
恋をしてからのさっちゃんは表情が本当に可愛くなっていて良かった。
さっちゃんの反応のおかげでノブくんがなんだかイケメンに見えました。笑
ただ、最終回で取り乱してワー!となってしまう部分は残念。
恋愛でそんな風になる人いないでしょ、と脚本家・演出家に言いたい。
さっちゃんが壇上で告白するシーンでコルクが横入りするのはマジで邪魔だった。
あれだけ頑なに本心を話さなかったさっちゃんに心を開いて欲しくて始めたパーティーだったはずなのに
その重要なシーンで一番重要な人物がさっちゃんお構い無しに自分の告白を始める。
私ならトラウマですね…。笑
例えば、「次は影山さんの番です!あれ?いない?じゃあ…先にサチさん!」とか、ワンクッション入れるだけでも印象が全然違う。
恋愛研究=気持ちの面にフォーカスを当てたい作品のはずなのに
そういうものが色々足りないドラマでした。