漱石枕流

サイロ シーズン2の漱石枕流のレビュー・感想・評価

サイロ シーズン2(2024年製作のドラマ)
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他作品では類を見ない独特のコロニーを構築して、興味深い設定を見せてくれた本シリーズ。思いの外、早くに登場してくれたのがうれしい。レベッカ・ファガーソンによると、1年くらいで新シーズンをリリースしたいとのことだ。

S1の最終回でサイロが一棟だけではないことが明かされる。が、S2では具体的な数が登場。これは現在の州の数になぞえられているのではないかと思ったが、実は・・・という数字も出てきて、この辺の謎はそそられる。

さらには清掃に出されたジュリエットの足取りが気になるところで終わっていたので、そこも注目点である。よって序盤は引き込まれたし、まったく予期していなかった展開にうならされた。

ただ、そのぶんだけ彼女がいなくなったあとのサイロでの騒動は、進みが遅いこともあってか、ちょっとぴんとこなかった。何より「外に出たい」と言ったら、一両日以内に清掃ではなかったのか?

しかし終盤にかけては次第に盛り上がり、E10のラストシーンに「おおっ! まさか、ここで?!」と色めいた一方で、正直「まだ出してほしくなかったなぁ・・・」という気もしたが、まあとにかく早く続きが観たいものだ。

[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2025/02/11-22 Apple TV+
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