こんな状況だとあまりシビアな映画やドラマを見る気になれず…。
そこで明るく楽しく笑えるミュージカルの新作はグッドタイミング。毎回30分強なのも気軽に見られてよかった。
タイトルから『ブリガドーン』のパロディなのは予想できるけど、『サウンド・オブ・ミュージック』や『オクラホマ！』などクラシックなミュージカルからの引用多数。
でもそんなこと知らなくても楽しめるし、主人公二人は普通の現代人なので「いきなり歌って踊り出す不自然」にドン引きする気持ちも共有できる。
古い枠組みを使ってはいても、ちゃんと現代の感覚で作られているので安心して見られる。
クリスティン・チェノウェスやジェーン・クラコウスキー（大好き）、アン・ハラダなどミュージカルの実力者や、セシリー・ストロングやキーガン・マイケル・キーなどSNL出身のコメディアン、アラン・カミングなどキャストもなかなか豪華。
たった６回で終わってしまったのが惜しいくらいだった。
