「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」で最悪の結末を迎えた筈のピースメイカー、まさかの単独ドラマ。監督は半分ぐらいジェームズ・ガン!
ガン監督全開の軽快なエログロコメディ&アクションに、求心力マッハの脚本構成。ヴィランが己の生と信念に向き合い、価値観の異なる仲間たちと成長しながらヒーローを目指す姿、アツすぎる。ヴィランになるのも相応の理由があるし、捻れた価値観をどう生かせばヒーローになれるのかを問うようなストーリー運びが良かった。本編でモブだと思ってたアマンダ・ウォーラーの部下たちにガッツリ焦点が当たっていたし、全く意識していなかった彼らのことを知って好きになれたのが嬉しい(恋?笑)。
DC周りの小ネタも大量で、収拾つかないぐらい言いたい放題の撒きたい放題でよかった。(大丈夫かは知らない笑) "DCEU" の世界観と可能性を一気に広げてくれたガン監督に感謝しかない。