[2022/6/4 全話鑑賞終了]
いや〜面白かった！ジョン・シナ演じるピースメーカーが大好きになりました。ジェームズ・ガンってファンキーな風貌や言動でたのしませてくれるのだが、等身大の人間の覚悟や誠実さ、そして多様性の調和と言った、グッとくるあらゆる要素をこれでもかと詰め込んできます。本シリーズの最終回もそうでした。良かった良かった。ザ・スーサイド・スクワッドは、この作品をもって完結です。でも、もっと観たいなあ。
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どこか憎めないDouchebag(思い上がったバカ)を描かせる手腕でジェームズ・ガンの右に出る者はいないと再確認。ピースメイカーは自身が考える平和のためなら、男、女、子ども、老人、誰でも構わず殺すサイコパス(因みに自称なだけで、子どもを殺す命令に従わない描写あり)。けれども、話が進むに連れてナチズムに染まった親父との関係性だったり、ピースメイカーの人となりが明らかになったりして、憎めなくなっていくんです。この辺の明かし方が上手いんだ。クリムゾンボルトに似ている気がしますね。人間は多面性を持つ存在。良いところも悪いところも、全部ひっくるめて1人の人間なんです。そんなキャラクター達が織りなすアクション・バイオレンス・ヒーロー・コメディが面白くない訳がないんです。まだ5話までしか観てませんが、もう最高です。
