荒野のジャバザハット

シー・ハルク:ザ・アトーニーの荒野のジャバザハットのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

内容はとっても良かったと思います。
1話目は正直またつまんなそうなドラマ始まっちゃったなくらいにしか思ってなかったが2話目からの今作のコンセプトに乗っかる展開からかなり掴まれた。
主人公の言動や性格が共感しかねる部分も多々あるので絶賛とまではいかないまでも、(結婚式の回は酷かったな…)今回のような軽めの物語はとても見やすく楽しめた。

ただラストは、、、デッドプールって凄い良い映画なんだなって改めて思った。
松本人志の大日本人を思わせる(まああれはあれで好きだが)ストーリーをぶち壊すやり方は今回のようなドラマシリーズには相性が良いとはあまり思わないかな。。。
作品のトーンがもっとケビンスミスが撮るようなオブビートな物なら成り立つ気がするけど、シーハルクはポリティカルな部分も踏み込みつつ尚MCUとしての盛り上がりも押し出そうとした内容なので、今回のような作りにすると逃げや尻すぼみと言った否定的な感情が勝っちゃうかな。

ユーモアセンスもデッドプールには敵わないからなあ。あの終わりにするならもう少しアクの強いキャラクターが向いてるかも。

もう少し法廷劇を中心にしてくれた方が印象深く残ったな。次回にもしっかり期待!
楽しかった☺️

相棒のジンジャーさんはとっても良いキャラで当たり役!