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ユミの細胞たちのsnowbirdのネタバレレビュー・内容・結末

ユミの細胞たち(2021年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

シーズン2まで含め、以下ネタバレ感想。

アニメと実写の融合というのが新鮮な反面、ストーリーは凡庸、と思わせておいて、1も2も破局してしまうのが、この作品のポイントなのだろうか。キュンキュンするタイプのハッピーエンドなラブコメではなく、恋愛感情の理不尽さについてじわじわ感じさせる。ラストまで観ないと、この作品のテーマって分かりにくい。ユミの性格に共感できないのも敢えての描写?ウンもバビも一途にユミを想っていてくれたので、彼らに幸あれ。感情を擬人化して俯瞰して見るのに役立つかも。

<よかったところ>
・アニメの細胞たち可愛い、映像がカラフルできれい、癒される
・音楽がよい、おしゃれ。バビ役のジニョン美声で歌上手い!
・恋愛の難しさ、やるせなさを描いている珍しいタイプの作品。「恋愛をすれば幸せになれると思っていたけど違った」

<いまいちなところ>
・テンポが悪い
・「細胞」ではなく「感情」ではないか?
・ストーリー展開は平凡、狭い範囲の三角関係や嫉妬させる設定にうんざり
・キムゴウンとアンボヒョンの見た目が好みじゃない。でも個性的でお似合い。ジニョンの方が好みだが、キムゴウンと似合わない。
・会社の描き方が有り得ない。上司や人事を通さず他部署が異動を打診するとか。簡単に退職しちゃうのもびっくり。復職の打診も適当すぎ。
・良くも悪くも、ユミに感情移入できない。それに比べてウンもバビも良い人すぎて、もっと欠点を描いた方がバランスよかったのではないだろうか。
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