8話と9話がめちゃくちゃおもしろい。前&前々シーズンと比べても今回、とにかく脚本(丁寧な群像劇にミステリーパートとジョークパートのメリハリ)が良い。前半のドタバタがしっかり後半に絡んでくるし、全編通して愛と居場所の物語だったのも良かった。救いがない様に見える人にも、ちゃんとみんなに居場所があるね。もっと衝撃的な犯人で悲しい結末にもできただろうにすごく優しい脚本だなぁと思った。
豪華なだけじゃないキャストの演技も見応えある。メリル・ストリープはもちろんポール・ラッドも上手いなぁ。そんな中、マシュー・ブロデリックだけがドン引きキャラでいちばんのコメディリリーフだった。
わたしのお気に入りは相変わらず困り顔の優しいナード男Theoなんだが、ディッキー役の人もちょっとデュプ味あって良かった。メイベルがTheoに殺人の手話を教えてもらうシーンが大好き。
シーズン4もあるっぽいのでその時は、Theoの番外編エピ希望です。
