ねーじ

ムショぼけのねーじのネタバレレビュー・内容・結末

ムショぼけ(2021年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「ムショでの生活に比べたらシャバでの生活はヌルゲー」と言っていたが、14年の刑期を終えていざ元反社の一般人として社会に出た主人公。
これまでまともに働いてこなかったのでまともに働く事の大変さや、14年間家族を放ったらかした事への後悔、知り合った芸能人のきらびやかな生活と思っていたが辛い現実等…
現実としっかり向き合った事でシャバにはシャバの辛さがある事を知る。







ヤクザとしてシノギが下手だった主人公が家族のために一発デカい事やって大金ゲットしたいと思い、幹部からの提案で抗争中の組長暗殺を命じられるも暗殺失敗。しかも、突撃前日に和解が済んでいたことを知らさせていなかった事でもらえるはずだった金も地位も無く破門に。
そのまま虚無の14年の刑期を終えて出所。
母親に迷惑をかけまいと仕事を始める。

組は既に解体されており、弟分はYouTuber、自分をハメた幹部は親戚の会社で働くただのおっさん、兄弟分のやつも普通の仕事。
ハメた幹部に頭を下げて働かせてもらうもしばらくしてクビ。
その後、ムショで仲良くしていた男が働く会社でコピー機の搬入作業の仕事をすることに。最初は全然使えない老害認定。

そんな中YouTuberの元弟分とコラボしていたギャルモデルのおかげで娘と再会を果たし、成長を見守れなかったことや迷惑をかけた事を謝る。

息子とも再会。

妙に仲良くなったギャルモデルだったが、明るく振る舞っているようで実はかなり闇を抱えており、それに気づいてあげられないまま自殺。
そのギャルに褒められた自分の文才を信じ、自分の半生を綴った本の出版に向けて執筆をする。
タイトルは「ムショぼけ」。
ねーじ

ねーじ