このレビューはネタバレを含みます
仮面ライダー特有の前半は色んなフォーム紹介のためのフォーム回収作業回ばかりで退屈。
主人公の「ハグしときゃとりあえずなんとかなる」って感じがイマイチついていけなくて、ただでさえ作業みたいな退屈な作業回に拍車をかけた。
それともう一つこの作品の評価をさげる原因は、登場キャラによるストーリー進行を遅らせるうざさ。
・スペクター
話しは聞かない、話しはしない。一方的に攻撃してくるストーリー進行の邪魔をする元凶の一人。こいつがさっさと事情を話しておけば10話くらい簡潔に物語が収まったと思う。
・仙人
肝心な事はおろか、基本的な事も話さないまま消えていくうざさ。
・アラン
スペクターが主人公にとられて嫉妬してキレてる。主人公に対して前半ずっと平行線。
・アデル
何が完璧か知らないけどしょうもない具体性も説得力すら持ち合わせない策を遂行してくる。
途中からアランやアランの部下が人間になり感情を学ぶ事でやっと面白くなってくる。この物語の主人公はアランで間違いない。「私の心は兄を救いたいと叫んでいる」みたいなセリフは良かった。
主人公は最後まで謎の包容力で問題解決してて、あのサル顔にうまく感情移入が出来なかった。
それよりオナリが自分も役立ちたいと翻弄する姿の方が心動かされた。
そして一番活躍したのはヒロイン。
こいつにもっと時間を与えたら眼魔世界滅ぼせてたと思う。