このレビューはネタバレを含みます
双子で生まれ、王の世嗣ぎがいなくなり、王女が男として世嗣ぎとなる。ここに恋愛がからむと。子供の頃からのエピソード、政治的な戦い…
女であることを隠して生きていくのは難しい面があるし、実際にバレてしまう時は出てくるのだけど、女性が奮闘するストーリーは、こちらも力を与えてくれる。
双子で生まれるのも不吉とされ、さらには、女が一緒に生まれては言語道断、そして、女性は絶対に王にはなれない。
自分の人生を殺しながらの生き方。
女なのに男として、しかも、王として生きるのは、大変な仕事だ。
そこから解放され、本来の自分になり幸せになって本当に良かったなぁ。