カトー

エコーのカトーのレビュー・感想・評価

エコー(2024年製作のドラマ)
2.6
ファミリーツリー

『ホークアイ』のスピンオフ+『デアデビル ボーンアゲイン』へと続くMCUドラマ。聴覚障害を持つ先住民の末裔の女性が主役ってことがとにかく新鮮で、まさに飽和状態のMCUが必要としていた最高の題材だったと思う。が、5話のリミテッドシリーズ故にコンパクトで観やすい反面、やはり描き込みは浅くて全体的に薄味。

もっとマヤの友人やおばあちゃん達の地元コミュニティを深掘りしたり、耳が聴こえない状態を疑似体験させてくれるようなチャレンジが欲しかった。無音になるシーンはあったけど、あれじゃ足りない。もっとくれ。

売りの1つだったTV-MAレーティング喰らった暴力描写も全然大したことなくて拍子抜け。ネトフリのデアデビルとかパニッシャーレベルを期待してたけど、あの程度ならPG-13で十分。もっとくれ。

幼マヤと今マヤがそっくりだったのと、DDvsマヤのアクションがかなり良かったのが評価ポイント。他の部分が色々と物足りないシリーズだった。がんばれマーベル。
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