またいつものやつか…って始まり。
1話目はティッシュ配りの男からもう1個ティッシュを貰ってしまった事から。
最後裸で出てくるのだけ意外だったわ。
でも"ゴドーを待ちながら"ってタイトルに掛かっているのが被害女性が"後藤"って名前なのは流石にダサすぎんかな。
2話目は意外と良かった。
帰り道のマンション前で倒れていた女性は血塗れながらも病院を拒否し、発見した女性は頼まれるままに4階の彼女の部屋まで抱えて送る。病院行ってくださいね…と声を掛けてマンションを出ると、後ろでドサッという音が…。
振り返るとさっきの女性がまた倒れており、起き上がりながら もう一回手伝ってぇ と。
そして4階、彼女の部屋。倒れて血塗れの足だけが見える。
っていう。あっもう死んでたんだぁ…ってなるところが好き。自死するとその瞬間を魂が擦り切れるまで永遠に繰り返すって聞いたことがあるけど、そんな…死にたてと言って良いのにもう繰り返してるのかぁって。
いや、でも、部屋で死んでるんだから飛び降り自殺ではないのか。
じゃあやっぱ、部屋に送り届けた後すぐ死んですぐ飛び降りたのかな？瞬発力がすごいな。
3話目は痩せ薬が虫。不良品かな…？飲み過ぎたのかな？
4話目は普通に気持ち悪いなぁって思ってたらオチの意味が分からんかった。あの上司が嫌がらせのために…？それとも自分もあんな感じの修羅場を潜ってきたぜって事？
5話目は普通に最後豹変して殴り殺したりする方が好み。
6話目。途中までは良かったのに…！帰り道に公園を通り掛かるとベンチで上を見上げてバタバタしている人がいる。
酔っ払いかな？と思いきや、次もまた見つける。彼氏との約束をドタキャンされて一人の帰り道、あのベンチが空いている。座って上を見上げるも、何もない。すると何処からか小さな声が聞こえてきて、辺りを見回すと段々声が大きくなる。…だい、ちょう だい。ふと下を見ると足の間から落ち武者みたいな髪の女が覗いており、次の瞬間ベンチの後ろから髪を強く引かれる。この髪くれ～～～。
で、最後は落ち武者がビニール袋に入れた何かの塊を持って歩き、こっちを振り返って高笑い と。
ドラえもんで言うとガリバートンネルくらい尻すぼんで終わる。
足の間から顔が見えたのに次の瞬間後ろに回って髪を引っ張ってるのの繋がりがイマイチだし、身体半分土に埋まった落ち武者みたいな女 って絵面が怖くないし、せっかくベンチの後ろで髪を引かれるって現象は怖いのに、絵面で台無しなのと この髪くれ～～～のシーンが長いしホラー感が全然ない。この雰囲気のある女優に頼りすぎじゃないかなあ。
同じもの何度も作っているのに、同じシーンばっかりだなと思わせるこの高笑いで終了、は作ってる人のお気に入りなんだろうか。絶対いらないと思うんだけどなあ。
7話目は各話の冒頭にちょい挟みされてたヤツの総集編。電話ボックスに佇んでいた顔がボコボコの女性をあちらこちらで見かけるようになって、こわぁ…って思ってたら最後の最後、彼氏の部屋に潜んでいて追い詰められるも丁度帰ってきた彼氏が追い返してくれて助かったぁ…と思ったら、その女がドアを叩きながらその男変態だからね！この傷も全部そいつがやったんだから！と大騒ぎ。男の雰囲気が変わって、ごめんね元カノが迷惑掛けちゃって…。
暗転して朝出勤していく男の薄笑いと、エンドロールでボコボコにされる新彼女の声と思しきやつで終わり。
めっちゃ喋るじゃん、喋れるなら何度も接触あった時にその大声で言っとけよ。最終盤になって大騒ぎする意味が分からん。最後ありき、って感じが過ぎるしこのパターンも何かで観たよ～
う～ん…総じてイマイチだった。
この手のヤツ同じ人が作ってるのかどうか調べてないけど、マンネリ感が酷い。だいたいどっかで観たようなのをお出しされてしまう。センスや作り方を新しくしないと多分ずっとこのままなんだろうなぁ。
