tokyoflaneur

窓際のスパイ シーズン1のtokyoflaneurのレビュー・感想・評価

窓際のスパイ シーズン1(2022年製作のドラマ)
-
タイトル通り、曰く付きの窓際MI5のチームを主人公にしたスパイドラマ。

これを観たくてApple TVに入ってみた。

「Slough House」というミック・ヘロン原作小説のドラマ化。「スラウハウス」に配属されたクビ当然のエージェントたち「Slow Horses」が原題。

悪名高き、古き良き時代のスパイで、スラウハウスの長、ジャクソン・ラムをゲイリー・オールドマンが演じる。コロンボも真っ青になるほどよれよれで汚いトレンチコートがインパクト大。

物語の主人公はリバー・カートライト(ジャック・ローデン)。空港でのテロ阻止の訓練でヘマをし、スラウハウスに配属されたところから話が始まる。

もう一人、ドラマの推進力となるのが、クリスティン・スコット・トーマス演じるダイアナ・タヴァナー。MI5の副長官。相変わらずカッコ良い。

今時のスパイ物とは大違いで、アクションは少なく、言ってしまえば地味な作品だが、エリートのイギリスと労働者たちのイギリスの現実が見え隠れして面白い。群像劇でサブキャストも面白い(興味深い)面々が多数。

入って良かった、AppleTV。
tokyoflaneur

tokyoflaneur