空の落下地点

ウェンズデー シーズン1の空の落下地点のネタバレレビュー・内容・結末

ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ウェンズデーにとってのサソリがユージーンにとっての蜂🐝
周囲は噂ではなく、自分の眼と耳で得たウェンズデーの情報を信じようとした。噂好きのイーニッドでさえ。(イーニッドの役名はゴーストワールドから❓)
ウェンズデーは信じたいのに信じられないという相反する気持ちと戦ってる。ハイドの絵を描いて、それを動かすことが可能なゼイヴィア。元不良のタイラー。綺麗ごとだけど本心に見えた博士のことも。疑いながら、でも信じたいんだ。信じたいって既に愛💓、愛が始まってる💓👆
回を追うごとにウェンズデーの服が黒一色じゃなくなっていくんですよ。変わる力を持っている人は予め優しいですね。もともと優しかったと私は思う。
スプラッター趣味だからって誰もが猟奇殺人鬼予備軍なわけじゃない。これは趣味選択の自由の物語でもある。
白人が先祖の罪を認める、っていう反省が一種の娯楽になってる気がする。反省しました⇔反省と認めました、でそこに上下関係が生まれてしまってないだろうか。
好きなシーンは、校長にプリーズって言うシーン。単純な謎解き欲求だけじゃない。自分が善い人間であることの証明のしたさ、ユージーンへの友愛が籠った態度だった。
ハンドが勝手にダンスの招待状出したり、誕生日会を開こうとしたりするのも良い。主従関係に見えつつ、ハンドがウェンズデーの親代わりでもある。

イーニッド🌈「私たち、合わないけどピッタリだから」
ソーンヒル先生☠「自分の価値を他人に決めさせない才能を大事にして」

キューティ・ブロンド👒をホラー映画と言い放ち、霊廟でのピクニック🍙を催す。生まれ持った脳が違うはずのタイラーが、ウェンズデーのセンス・求めてる世界観を完璧に理解したシーン。これめっちゃ好きだったのに、好きだったのに‼ってなった。理解したんじゃなくて相関があったんだ。
この作品はスプラッター趣味の完全な肯定ではない。イカれた親たちに多少の譲歩を残してる。ウェンズデーと狂人との相関を示すことで。
プロミシング・ヤングウーマン的展開と、ハンドの存在の小川洋子著ブラフマンの埋葬におけるブラフマンっぽさ。よき。

幻視👀は正確じゃないって先人が述べてるんだもんね。ウェンズデーが間違っているっていうこともある。でも周りは、信じた。信じたんだよ。

環境を護る為に自らが有害であると認めること。もう、優しい。自閉スペクトラムにだって感情くらいある。
美容オタク💄のイーニッドの顔面がボロボロになってる・・・っていう衝撃からの本当の気持ちの籠ったイーニッドとウェンズデーのファーストハグ←ここで私の眼から涙が流れた😢

拘束されてるならメッセージは送れない。真の操縦者は他にいた‼あと校長先生の好きな人、誰だったのか❓ゼイヴィアと博士の密会理由は❓放火犯は誰❓催眠術できるからセイレーンの誰かが怪しい❓特にセイレーンの下っ端のパシリが怪しい‼ローレルの部屋の薔薇🌹と博士のお見舞いの薔薇🌹の不自然な一致も😲ゼイヴィアはゲイツ家大集合をどうやって知ったんだ❓続きに期待‼
空の落下地点

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