テンポ感や興味を惹く要素の散りばめ方が24みたいで、あんな感じのドラマかと思って見始めたけど、実際はかなり違った。
主人公のキャリーはジャック・バウアー的なヒーローキャラかと思いきや、泣くわミスるわ勘違いするわで結構アレな人。
その辺のブレ方が不愉快じゃなくて、リアリティのある人間味として捉えられて、すごく好きなキャラになった。
役者がすごくて、終盤のいくつかのシーンは見てるのが辛いくらい痛ましい気持ちになるほど鬼気迫る演技だった。
もう1人の主人公ブロディも良かった。
その真意が不透明で、敵か味方か？な緊張感が常に持続する。
家族との関係も応援して良いんだか悪いんだかな変な思いで見続けた。
終盤のキャリーの勘が当たりすぎじゃね？とかソールの家庭事情いる？とかベッドシーンが具体的すぎて引くとか、不満もいくつかあるけど、総じてかなり面白いドラマだった。
Netflixの配信が12/31で終わっちゃうらしいから、出来るだけ急いで見たい。
