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大河ドラマが生まれた日のmakoのレビュー・感想・評価

大河ドラマが生まれた日(2023年製作のドラマ)
3.8
大河ドラマの誕生秘話。

1962年、NHK芸能局若手AD山岡(生田斗真)と上司の楠田(阿部サダヲ)は、局長(中井貴一)に、後に大河ドラマと呼ばれる大型娯楽時代劇を作るように命じられる。

第一作目は、井伊直弼が主人公の「花の生涯」。
この当時は五社協定があり、映画部に所属している俳優はテレビには出られなかった。
主演をオファーされたのは佐田啓二。最初は断っていたものの、山岡が出演のお願いを日参したり、佐田もアメリカに住む友人の助言などを聞いて(これからはテレビだと)出演することを決めた。
五社協定も見直された。
たか女役に淡路千景。歌舞伎から尾上松緑が出演。

1作目は9ヶ月の放映だったが、2作目から1年に。

現場では、画期的な収録方法がどんどん生み出された。
最終回の桜田門外の変では太秦も協力してくれた。
雪のシーンでは、瓦を白く塗ったり、地面に白い布を敷いていた。
今ではできない撮影方法💦
アイディアを出し合い、撮影時間の短縮などを乗り越えていった。
裏話が興味深く、面白かったです♪
「花の生涯」の主演が佐田啓二さんだったから、局長役に中井貴一さんだったんだろうな😁



2/13に「花の生涯」1話と37話の桜田門外の変を視聴。
AIで色をつけた物を観ました。
井伊直弼役、尾上松緑。
直弼の側室役、香川京子。
長野主馬役、佐田啓二。
村山たか役、淡路千景。
たかの息子役、田村正和。
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