オモレー!
脚本:渡辺あや、音楽:大友良英、演出:大根仁!
すげー!
キャストだけじゃない豪華メンバー。
今期イチかも。
渡辺あやさん「今ここにある危機とぼくの好感度について」でも、個人のモラルと組織の損得のぶつかり合う様をありありと見せてくれ、興奮した。
今回のドラマ、連続殺人事件の冤罪をめぐって、真犯人の謎を解き明かすミステリの骨格を持っているが、ドラマとして見せている切り口はそこじゃない。
眞栄田郷敦演じる、ゆとり世代風のテレビ局AD。彼の視点から物語が始まり、ゆる〜く世渡りしようとしている彼のその欺瞞が1話のラストに崩れる様がゾクっとする。
人はみな胸のうちに秘密を持っている。決して他人には見せない、親にはなおさら見せられない、自分の目にさえ触れさせたくない、汚くて恥ずかしい自分がいる。
それと向き合って生きる事が、あなたは出来るか?と問われているようで怖い。
#1
松尾スズキの顔面から入っちゃうケレンも好きだなぁ…
#9
戦っている相手の動きがまったくわからない。
何かが起こってはじめてわかる。
この事がものすごく怖い。
演出冴えてる〜
村井がなぜずっと笑っていられたのか理由が見えた。が…。
#最終回
各人が各様の体験を経てそれが収斂される最終回。
#1でメインキャラと捉えてなかった村井も加わって4本柱の語りとなったのも意外で面白い展開だった。
善玉菌も悪玉菌もないらしいよ。
…そしてそのほとんどは普段、日和見菌と呼ばれているんだって。
さて、あなたは何をどう選ぶ?