このレビューはネタバレを含みます
風間太樹がメイン演出ということで、初回から欠かさず視聴。
期待を裏切らない男でした。
結構涙する回もあって、最終回はどうなることかと思っていたところ、ま、こーゆー落ち着いた最終回って、大人だな〜、と思ってたら最後の最後にきました〜（涙）
急いで手元にBOXティッシュ引き寄せましたよ。
やはりこの2人は、どんなことがあっても一緒にいる2人なんだなと思ったわ。
運命なんて好きじゃないけど、もう決まってる2人って感じがしました。佐倉くんが病気になってもならなくても、2人の関係は最終的にはこうなるって。
だから紬はある意味確信をもってたのでないかな。お母さんにもわかってたと思う。そしてその強い想いがちゃーんと届く相手だったのよね、想くんは。
８年分ずれようが、声を忘れようが、
うつむいて下を見ていようが、
いずれ顔を上げたら、そこには紬と想がそれぞれいたんじゃないかな。
そう思わせてくれた2人でした。
いいドラマだった………。
ベタベタしない、キスシーンすらない。
それでも愛情が感じられて、この先の2人が幸せでありますように、と思えるドラマでありました。
確かに脚本も良かったし、風間太樹演出も優しい目線が彷彿とされるし、そして主演2人以外の役者さんも含めてキャストはほんと、マッチしてたと思います。
私は風間俊介がとても良かった。
真っ直ぐ前を向いて、背筋が伸びている人間が似合う（『朝顔』もそうだったな）。
あと山崎樹範！
2人を見守るのに最適でした。good job！
そしてチョッと寂しく思ったのが
〝声っていずれ忘れてしまうもの〟
なのかなぁ………ってところ。
ヤダ。忘れたくない。忘れないぞ！（笑）
素敵なドラマをありがとう。
