【 チャイコフスキーの交響曲第5番が好きになるドラマ 】
音大が舞台だった「のだめカンタービレ」(2006年〜2010年)では、ベートーヴェン「交響曲第7番」特に第1楽章がフィーチャーされていて印象的だった。
今回のドラマ「リバーサル オーケストラ」は西さいたま市の地元オーケストラが主役の設定。チャイコフスキー「交響曲第5番」特に第4楽章がフィーチャーされてドラマチックな展開にはベストな選曲♬
ドラマも2話で威風堂々が流れ、3話で泣け、4話相武紗季、5話では加藤雅也登場、そしてエンディングのチャイコフスキー交響曲第5番の演奏場面と、コミカルさと胸アツが同居するベタながら最後まで盛り上げる脚本は清水 友佳子。(フェリス女学院短期大学音楽科卒、なるほど) 楽団の描写のところどころに愛を感じる。役者としては門脇麦がやっぱり良かった。あとは楽団員を演じた瀧内公美や渋川清彦あたりがバイプレーヤーとして流石だなって。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団が撮影協力、劇伴は清塚信也。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」特に第4楽章(Finale. Andante maestoso – Allegro vivace)は、交響曲第4番、交響曲第6番『悲愴』とともに後期の「三大交響曲」のひとつ。華やかさや壮大さがある美しい構成で聞き飽きない!ドラマのなかのこけら落とし公演では、第1楽章の冒頭部分から第4楽章へと繋げていて特別編集はされているけどCMなしでのクライマックスは良かった。
チャイコフスキー: 交響曲第5番:第4楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション https://youtu.be/EqGbwbFOxuY