「透明なゆりかご」を観る。
連休はドラマ一気観に限ります。
清原果耶目当てで観ましたが、瀬戸康史が、瀬戸康史史上最もイケメンな瀬戸康史でした。
原作はちょいと前、ウェブコミックのCMの常連さんだったような。たぶん。
まさかの「ハケン占い師アタル」以来の全話号泣案件でした。焼酎がいくらあっても足りねえ。
赤ちゃんが無事生まれてくることは、当たり前なんかじゃない。
衝撃でした。恥ずかしながら、今さらながら衝撃を受けている自分がいることにびっくりしてしまったという方が正しいかもですが。
わかっていながら、心のどこかで考えないようにしていたのかもしれない。それは、とてもとてもおそろしいことだから。
子を授かり、子を産むということは、本来まだまだどんなことがあるかわからない、母子ともに命がけの作業。
だから、生まれてきてくれたそれだけで奇跡。
だから、命は尊い。
なのに、いとも簡単に、情け容赦なく蹂躪されることがある。
そんな奇跡自体、望まないひともいる。
望んで産んだはずなのに、愛せないひともいる。
愛されたくて愛されなくて、壊れてしまう子もいる。
この世は地獄なのだと、懇切丁寧に教えてくれる厳しいお話。
それでもなお、幸せはあると、なけなしの希望をかきあつめてきてくれるやさしいお話。