王様戦隊キングオージャーの29の情報・感想・評価

エピソード29
王様失格
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あらすじ
6王国の側近たちに突然襲われたギラ(酒井大成)たち。右手で攻撃を受け止めたジェラミー(池田匡志)は無事だったが、それ以外の5人の王様は目を覚まさなかった…。 側近たちによるこの「王様戦隊暗殺未遂事件」は、「洗脳の力」を持つ宇蟲五道化の1人ヒルビルの仕業だった。しかし、そんなことを知らない各国の民たちは、他国の側近が自分の国の王様を殺そうとしたことに強い衝撃を受けた。やがて、ヒルビルに直接操られた国民だけでなく、自分の意志で国を守ろうとする人々の間にも憎しみが生まれ、チキュー中で暴動が起きる事態に! ヒルビルの狙いは、憎悪によって国同士を潰し合わせてチキューを滅ぼすことだった。 王様たちの意識が戻る気配がなく、犯罪者となった側近たちが拘束される中で、ヒルビルの最悪の計画は着々と進行した。なんと、各国は他国への医療や電力などを制限し、6王国はたった1週間で国交が完全に断絶したのだ。ようやく目を覚ました5人の王様は、崩壊寸前のチキューを救うためにある決断をすることに。別行動をしていたジェラミーも、5人の王様とは異なる決断を固めるのだった…。 5人の王様の決断とは、「王様の座を側近たちに譲る」こと。「悪に染まった王様たちを側近たちに倒させて、国を救った英雄に仕立て上げる」という筋書きだ。やがてギラたちは、この話を「王様戦隊暗殺未遂事件の真実」として国民たちに明かそうとする…が、そこに今まで姿を消していたジェラミーが出現! 「全ての黒幕は俺だよ」と語るジェラミーの迫真の悪役演技と、「各側近に擬態して王様たちを襲った」というゲロウジームのウソによって、各国の民たちは「悪いのはバグナラク」だと信じてしまった。ジェラミーがゲロウジームと2人だけで下した決断とは、6王国を救うために自分たちが悪者を演じて消えることだった。 そんな時、ヒルビルが再び出現! ジェラミーたちの犠牲をあざ笑うヒルビルに、ギラたちは怒りをあらわにし、必殺技をさく裂させてチキューから追い払った。こうして王様たちは、釈放された側近たちと再び一緒にいられることになり、各国に平和が戻った。そして、2人ぼっちになったジェラミーとゲロウジームは、寄り添って眠る5王国の王様と側近たちの安らかな表情を見て安心し、どこかへ消えていった。 チキュー存亡の危機を救ったジェラミーたちは、これからどうなるのか? 新たな敵がチキューの平和を脅かし、隠されてきた謎が明らかになるのは、また次のお話…。
コメント8件
和

このコメントはネタバレを含みます

え、話についていけない😨なんでジェラミーが自ら悪者になる必要が?!?!
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I

I

ジェラミー愛す、、
サムカワ

サムカワ

『ドンブラザーズ』の、濃密なドラマをたっぷり見せて、お約束だからと足早にバトルシーンを見せていたバランス感を思い出した。 あまりにも濃くて深くて優しくて、どこまでも悲しいエピソードだったなぁ…。 キングオージャーはずっと、「腕力や暴力ではない、真の強さ」を描いているけれど、今回のそれは心が痛い。 ジェラミー本当に大好きだよ。
ハンソクマケ

ハンソクマケ

このコメントはネタバレを含みます

深刻なテイストに戻るのはしょうがないけれど、ジェラミーの諸々を振り出しに戻すのはさすがにわからん。王たちがアクションで感情を表に出さないあたりは良い。
diesixx

diesixx

戦隊バトルがかつてのロボットバトル並みに「おまけ」となり、ほとんど政治劇と化した驚くべきドラマ! 他国への猜疑心、恐怖心を植え付けて、自滅させていく方法がリアルすぎて怖い! 新しい敵組織が「道化」というアイデア。はじめは飲み込み辛かったけど、交渉と合意によって地道に和平を培う5王国に対して、虚無と冷笑を最大の敵と置くのは完全に現代のヴィラン像だと思う。
ベータカロテン

ベータカロテン

ジェラミーーーーッッッ!!!!!!!😢😢😢😢 「みなさ〜ん、どこにもいないゲロウジームですよ〜」で笑ってたのに 宇蟲王に絶対勝ちたい シュゴッダムの民の大柄な男性、いつもいい仕事してる
鈴木仮名

鈴木仮名

敵の攻撃が陰湿すぎて震えますねー 戦うと強いし
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泣いた赤鬼。
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