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麒麟がくるのruublueのネタバレレビュー・内容・結末

麒麟がくる(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020年戦国大河 麒麟がくる
絶賛視聴中‼️

(1話〜15話) 光秀が生まれ育った美濃の郷。行く末を優しく見守る叔父や母に育まれ、土地の守護マムシの道三に鍛えられ、柔と剛を身に付けて青年期を過ごす光秀は未だ何者でもない一人の青年です。旅をし人に出会い当時の最先端の武具である火縄銃を知り見聞を広めて行く光秀の前半生。

「人生の総決算は本能寺」いずれそこに向かう事の予感を微塵も感じさせない、光秀の生涯の中の幸せな時代を視聴者も共に旅するような1話〜15話位迄の流れです。


2020年5月10日放送 
17話「長良川の対決」
前半のクライマックスです。光秀が師と仰いだ道三と兄弟の様に育った道三の嫡男、高政の一歩も引けない父子戦争。そこで交わされる台詞には男親と息子の深過ぎる溝が見事に表現されていました。必見の回です。泣けました。😭😭

光秀にとっては待った無しで今後の道を問われる回でもありました。美しい田畠と共にあった美濃時代が終わりを告げる。守られた時代と決別した光秀は何を失い、何を信じて生き抜いて行くのでしょうか。
今回はこの一編だけを映画に出来る程濃い、渾身の回でした。♪おーもしろや〜ぁ〜♪


俳優陣、ロケーション、ドローン空撮、美術、音楽。最高です。久しぶりに「観る、聞く、学ぶ」を満喫出来る戦国大河に出会いました。

※ コロナ影響で撮影中断、21話迄のストックとの情報ですね。もし来年にずれ込んでも私は楽しみに待てるドラマです。

※ 戦国武将の経緯をこのドラマをきっかけに調べる癖が付きました。
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