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JIN -仁- 完結編のruublueのネタバレレビュー・内容・結末

JIN -仁- 完結編(2011年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

Jin「仁」レジェンド 再編集版
視聴2回目 (再放送)

2020年5月〜コロナ自粛延長の時期にこのドラマを配してくれたテレビ局にありがとうと言いたいです。2009年視聴時、毎回涙腺決壊のドラマでした。今回は話の筋が分かっているのできっと大丈夫❗️とタカをくくっていたら、、、。完全に持って行かれました。大丈夫どころか泣かせに来る場面が予め分かっているので泣きが早くなってる!!



現代に生きる脳外科医がタイムワープによって江戸時代に送り込まれる。彼の医療行為によってその時代にあるべき医学進捗を進ませ過ぎるのではないか。。。医学、いや歴史の時間軸までも混乱に導くのではないか。その恐怖を最も知っているのは未来から来た南方仁先生自身。舞い降りた江戸の町で何度も”選択“という崖っぷちに立たされる南方仁先生です。


医師として未来への責任に何度も苦悩しながらも、どんな人にも病にも誠実な態度で向き合う事で、今の自分がするべき事を知っていく描写に心を打たれます。

日々の仕事が済んで彼がひとり和める場所は江戸の町を見下ろす夕暮れの丘。かつて生きていた現代にもう戻れないかも知れない。ならば今日を懸命に生きる事を自分に刻む場所として何度も登場する丘は、観ている側もまるで一緒にそこに居るかの様な気持ちになるんですよね。


このドラマはタイムトラベルものの定石をしっかりとなぞりながら、一話中の何分かに一回の割合で一大事が持ち上がります。タイムワープものの荒唐無稽さをキレイに消化してゆく仁先生に気持ちよく運ばれてしまうのです。


この時期だからでしょうか、観る人の心根に触れる様なこのドラマに向き合うと懐かしさの様な(何か変な事言ってますけど)、背筋を正されるような落ち着きと嬉しさを感じるのです。今、このドラマを観れて良かった。撮り溜めてゆっくり一話づつ観たくなる、飽きさせない良いドラマです。