※ネタバレあり※
脚本の内容自体が秀逸というより、当て書きがあまりにもマッチングしていて大泉洋と福山雅治どちらかのファンであれば絶賛せざるを得ない、そんなドラマ。
大泉洋に福山雅治をエスコートさせようって最初に言い出したの誰……？天才過ぎ
タイプの違うスタイル爆イケオジがウダウダ前説語らずさっさとバディになるのが良い。
皆この絵面が見たかったんだ。
シンディ呼びも天才過ぎて拝み倒したい。私の性癖ご存知ですか？？というぐらい関係性オタクのツボを付いてくる。
あと大泉洋と吉田羊を元カップルにするセンス何？この2人コロナ禍のリモートドラマでも元夫婦演じてたんだけどあの雰囲気も良かったんだよねー。それ込みでキャスティングしたなら見る目あり過ぎる。感謝。
ラストマンのもう1つの意味もぐっときた。
皆実さんが事件の真相を追う物語のようで、過去に取り残された最後の1人であるシンディが人生を取り戻す物語だったのね🥹
結局どんなラブラインを匂わせられようと、ブロマンスに性癖捧げてる私としては結局シンディのエスコートに惹かれる。
ちなみにTEAM NACSオタとして補足しとくと大泉さんは公式身長178で実際見るとマッッジで脚長い。なのでスーツがアホほど似合う。
福山さんについては言わずもがな。
スーツが似合うイケおじが好きな女は皆見た方が良い。ずっと目の保養。
ちゃんと福山雅治モノマネもさせてて笑った。
ちょっと不満なのは、脇役を含めて俳優陣がとにかく豪華なのでその分一部の若手の演技力の拙さが目立ってたかも。一言二言話すだけなのに芝居が覚束無いのがすぐ分かって没入感が無くなるのが勿体ない。
事務所の忖度でピンチになろうが刺されようが絶対死ぬ訳ないって分かっちゃうし。大御所バイプレイヤーは簡単に死ぬのにね。
私もアイドル好きだけど、それとお芝居は別。アイドルが演技する時表情管理が入ってくるのがどうしても苦手。ここはステージ上じゃない。わざとらしい表情管理は必要無い。感情が昂る時、人はそんな綺麗な顔のままじゃいられない。
役者としてやっていきたいなら中途半端はやめて欲しい。俳優好きとして好きになれないかな。
ただ色々とあろうと、
最終回ラストのお父さんの病室シーンは圧巻で、ここの為にラストマンは作られたといっても過言じゃない。
実力のある俳優しかいない空間の演技の迫力で引き込まれた。
お父さんごめんなさい、と言った親太朗は子供そのものだった。大泉洋凄い。
お別れのシーンも良い。
ずっと涙を流さなかった皆実さんが初めて泣いたのは、親太朗の前だった。エモ。
オチも良い。王林ちゃんはぜってー只者じゃないのが良いと思ってた。解釈一致。エモ。
良いドラマだった。
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脚本⋯1
演出⋯0.9
キャスティング・演技⋯1
音楽・美術・衣装⋯1
ハマり度⋯0.9
