壮大なスケールにきちんと組まれた脚本。俳優陣は申し分ないしで、めちゃくちゃ面白かった!
前情報なしで始まって、いきなりの砂漠シーン。そして2人の乃木。謎しかない初回でグンと引き込まれ、その勢いのまま最終回まで楽しめた。“VIVANT”の意味が判明した時、乃木の正体が判明した時、乃木の過去が明かされた時、と幾度もおぉ~!という事があって、その仕掛けが見事で見応えがあった。
隠された乃木の過去に野崎がたどり着いた時、隠し方が甘かったのか野崎が優秀過ぎたのかどっちだ?っていう感じだったけど、特に口止めしてなかったあたり、やっぱり隠された存在なんだと感じたなぁ。影の存在である公安以上の秘匿された存在。ワクワクしかない。
日本のテレビドラマまだまだやれます!っていう気概が感じられたし、またそれが成功したドラマでもあったなと思う。ただ、このクオリティで制作し続けるのは、難しいだろうなぁとも思った。