正義vs悪の分かりやすい構図と、強引でちょっとお粗末な展開をするドラマだった。剛太郎の盗作疑惑的なあのエピソードは何だったんだろ。何にも絡まないまま終わっていった気がするけど。···見逃したのかなぁ。
検察審査会が舞台というのは面白そうだったんだけどなぁ···いまいち期待する面白さには届いてくれなかったかな。検察審査会が覆した判定のその後は一切分からないまま、次々に案件に取り掛かっていく面々。でもあの桧山がいるって分かってるんだから、何か焼け石に水というか、虚しくならないのかなぁって思ったよ。自分たちが突き止めて判断を下したその後について、気にならないものなのかなぁ。
検察審査員に選ばれたことで芽生えた正義感や使命感は、剛太郎や近藤以外にとっては、きっと一過性のもの。そこを説得してのラストの展開は、あまりに力技過ぎて、検察審査会のリアルってどこにあったんだろうなって思ったよ。
