このレビューはネタバレを含みます
ホストクラブが舞台の割には結構爽やかで、それはおそらく主役の久美子がさっぱりした性格で他の登場人物もそんな表裏あるタイプではなさそうだからだと思う。
Masatoは個人的にはメイクしてないほうが好きだけど役柄だから仕方ないんだろうな。他の作品のビジュアルが美しかったからそちらの方が好きだったけど全く同じ外見にするわけにはいかないのはわかる。
直樹は落ち着きすぎるほど落ち着いていて。どちらを選ぶか最後までわからなかったし、どちらを選んでもものすごくしっくりきたわけではなさそう。それと同時に久美子は誰がパートナーであっても自分でしあわせになる力がある。
昼職と夜職をつなぐ仕事を作りたいと会社を立ち上げる久美子はかっこいい。主人公が素敵な女性だったので見やすかった。具体的な仕事内容とか見れたらさらに良かったかもしれない。
男装ホストとか新しいし、大学生とか新人とか、一番好きだった話はパパホスト。父親がホストでいいのかの話はさておき、キャラクターの変化が大きくてびっくりしたし、面白かった。
ナッシーの仕事ぶりもすごい。最後の「誰かを選んだからって、他を否定するわけじゃない。(中略)君が逃げてどうするの」ってなぜかわからないけど響いた。あとナッシーと久美子のちょっとしたやりとりもいい。今日はモジャじゃないの?とか定期セミナーとか。
経営側からの視点だったから面白かったのかもしれない。まぁ自分が行くことはないな、大きな音が苦手だし。でもこのドラマは面白かった。