Netflixドラマ

アーノルド・シュワルツェネッガーとモニカバルバロの父娘がメインの「トゥルーライズ」のオマージュ作ドラマ
なんでやろ面白いのにレビュー数僅少
シュワちゃんではいまのNetflix視聴者は引っ張れないか😅

スパイドラマ✖️ファミリーコメディ

家族に隠してスパイ活動、一転カミングアウトしてからは家族共闘していく黄金式
シーズン1にて、父娘ともCIAだった所から始まったのがユニーク

前作で元妻を奪還したルーク
彼の前になんと昔の恋人で東側スパイだったグレタが登場。マトリックスのトリニティ様ことキャリーアンモス‼️敵か味方か❓

ルークが彼女側に寝返るのではと疑惑を持ちながら、エマは最後賭けに出る

トゥルーライズ同様スパイ映画要素にファミリーコメディ感が色濃く入っている。
ルークのファミリー
CIAバディファミリー

イギリス🇬🇧スパイだが裏切り者のチップス
こちら側に入ったかと思いきや⁉️

バリーとティナのエピソード
オルドンとブタ🐷のハムステークの友愛❓
ルーの出世物語り
など、サイドエピソードも丁寧に描かれた秀作

アメリカの夕方のドラマ感がとても好き

予定調和な感じだけど続編ありな感じで終わる

CIAが舞台のアクションコメディ映画はさまざまな作品がある。
たとえば、最近のNetflixではジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス主演『バック・イン・アクション』、ドウェイン・ジョンソン、ケビン・ハート主演『セントラル・インテリジェンス』など。

たいていは主人公の（現・元）CIA局員が夫婦や家族、恋人、友人などを巻き込みながら国家的な巨大な陰謀の渦中に放り込まれつつも難題解決に取り組むパターンだ。

主人公をCIAに限らず、潜入工作員、特殊部隊員、NSA局員、警察官などに幅を広げ、主人公を女性に設定すればさらに作品は増える。
ストーリーのジャンルをシリアスに変えたり、リベンジ風にしたり、家族や友人探しなどに広げたりすれば、もっと広がる。一大ジャンルだ。

『FUBAR：シーズン２』は、アーノルド・シュワルツェネッガー（ルーク 役）とモニカ・バルバロ（エマ役）が父娘でCIA工作員として地球滅亡の危機に立ち向かう。前作シーズン１とストーリーが続いているのであらかじめ見ておいた方がいい。登場人物はほぼかぶるからだ。

敵役はルークの元恋人でキャリー＝アン・モス （グレタ・ネルソン役）が元東ドイツスパイを演じている。名作『マトリックス』のトリニティ時代を思い出させるような華麗なボディアクションを見せつける。
そこそこ派手な近接格闘シーンはあるが、どこまで本人がやっているのだろうか。加齢は感じさせるが、伝説の元スパイを堂々と演じる。

元恋人、よりを戻した妻、陽気で個性的なCIAチームらがそれぞれボケをかまし、良質の笑いを提供してくれる。アクションとコメディをバランスよく配置する、いわゆるドタバタ（＝FUBAR）アクションドラマだ。

CIA局員はみな専門性、戦闘面で高いスキルをもっているのだが、私生活の部分ではみな微笑ましい欠点を抱えている。コメデイのテンポがよく、あまりわざとらしさがない。うざい部分までしつこく描かない。
典型的なアメコメだが違和感なく笑った。

キャストは数学オタクの太っちょ女性フォーチュン・フィームスター、真面目な黒人ITスペシャリスト役ミラン・カーター、軽薄マッチョ局員のトラヴィス・ヴァン・ウィンクルがいい感じだった。

特にマッチョが寂しさを紛らわせるため、変人っぽい挙動を見せる心理専門家のアドバイスに従ってかわいい子ブタを飼うのだが、このやり取りがコメディシーンをけん引してくれた。

主役シュワちゃんはノリノリいアクションとちょいボケを楽しんでいるし、敵役スパイの男もボケとキザ男をうまく調和しながら、娘のエマに求婚するし、このあたりのドタバタセンスも楽しい。

陰謀ストーリー部分は、国家インフラを破壊して地球の文明をぶっ壊すようなダイナミックなテーマだ。テロリストの対決はドラマの尺に合わせて長々と描写する。映画でいえば、『ダイハード4.0』のような規模感かな。

仕事と家族の両立などをアンダーテーマにして、派手なアクションの見どころも用意する。シーズン３に続くオチでなかなか味わい深いカット。
次作はもっとFUBARしそうだ。

※noteでも書いています。
https://note.com/himasuki197/n/n13dae0c38130

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