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ポーカー・フェイスのnntmkazuyotaroのレビュー・感想・評価

ポーカー・フェイス(2023年製作のドラマ)
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最初は、「嘘がわかる」って能力なんやねんって笑ってたけど物語が進むにつれてけっこうつらい能力であることがわかる。人間は「嘘だとわかっているから、嘘を付いてくれ」と思ってしまう生き物だから。
チャーリーが、嘘を見抜くたびに少しづつすり減っていく姿にあるはずの言葉も出ない。この世界に優しい嘘もたくさん存在しますようにと祈りたくなる。でも、そんな世界には嘘を見抜けなくても真実や正義とは別にあなたを信じてくれる人がいること、忘れないでいてね。

「実はそこにおったんかーい!」演出は、何回擦ってもおもしろいので一生できる。
そういう演技指導があったのか、サイモン・ヘルバーグがまんまハワードな役づくりなのウケる。でもそれが良かったしシットコム好きとしては嬉しい。
そして何より印象的だったのは、ナターシャ・リオンの顔面アップショット。But I'm a Cheerleaderの頃の面影をめちゃくちゃ感じた。そこにクレア・デュヴァル登場ってそれは泣く。
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