そういえばこれも見たんだった。画がダサいとか演技がよくないとか文句を言いながらもそれなりにおもしろおかしく見た。
でもいちばんの違和感は、地元の消防団がよそものである主人公を受け入れてホンモノの絆みたいなのを短時間で築いて、それが本当にホンモノだったてところ。
「ローズマリーの赤ちゃん」的な、スッと受け入れられたところに何か裏があるのだろうと思ってたんだけど、本当に信頼築けちゃってるところが能天気すぎてついていけない。
「中と外」ということで言えば主人公もカルトも「外」なはずなんだが、そこがいつの間にか無いことになって、いかにも怪しいカルトだけが共通の敵であるっていうのが、この原作者の限界かなって感じ。読後感はあんまり良くない。