突如はじまったテレ朝夜10時枠。チャンネルガチャガチャしてたら偶然見かけて気に入ってしまった。で、結局今期はこれしか最後まで見なかった。
TBSの日曜劇場が、撮影のクオリティに満足できなくて毎クール初回で脱落してしまう程度にルックにはそこそこ重きを置いてるんだけど、このドラマはまず「あーしっかり撮ってるなー」って思って、それだけで好感だった。そういえば前期日テレの「ブラッシュアップライフ」も撮影のクオリティは高かった。
でも撮影のクオリティなんて基本線で、それがクリアされてなかったら単純に「見るに耐えない」だけで、それをクリアしてからやっと脚本と演出の話ができるんである。
で、脚本がいい。いわゆるシスターフッドものなんだけど、孤独な魂が幸せな邂逅を果たしそこそこの困難を乗り越えて新たな人生を手に入れる、そんな話。脚本家のメッセージがバシッと伝わってくる力作だった。
中盤から終盤に時間潰しみたいなエピソードも散見されたけど、概ね満足。でもやっぱり見るべきは前半から中盤にかけてかな。
なんかダラダラ書いたけど、撮影しっかりしてて、脚本がしっかりしてるドラマのまあ少ないことよ。だからちゃんと撮影してくれるだけで良いなあってなるよ。ちゃんと撮影しようよ。「ラストマン」は撮影ダサすぎてマジで見る気なくすから。みんなちゃんとやろ？
