チョッちゃんの128の情報・感想・評価

俊道さん、病で苦しんだ夜から明けた朝に、 眠るように旅立つ。 俊道さんが吐露する後悔や過去が すでにこの世に別れを告げているかのようで寂しかったな。 けれども最期まで気にかけてたのはみささんであり、 その瞬間はみささんとともに。 救いなのは、 チョッちゃん、泰輔さんが滝川が着いていたこと。 みささんにとっても必要だった存在だったと思う。 俊道さんが要さんにも分けたキャラメル、 チョッちゃんにとって子どもの頃からの思い出が詰まっているんだろうな。 ところで、現実問題、 滝川の家って手放すことになるんだろうか.. もしそうだとしたら、みささん、チョッちゃんにとっても、 思い出とともに存在する滝川が遠くなりそうで、それが寂しい。

最初見始めた時はなんだこの父ちゃん💢💢💢と思いながら見てたけど、でも回が進むにつれて不器用な愛情が見え隠れしていて、愛おしい場面も増えていった。チョッちゃんと女学校時代のことをあれはあれで楽しかったと微笑みながら振り返るお父さんの表情はお父さんの愛でいっぱいだった。最期はいつもみたいにお母さんが楽しそうに話しているのを聞きながら亡くなっていて、涙がなぜだか止まらなくなっていた。いつもどこか寂しそうにしていたお父さんが、いつも隠していた不器用だけど優しい愛を家族全員に返す、お父さんらしい最期だった。